今日は書籍のご紹介です。この2年間、サステナビリティ経営に関する勉強を進めています。仕事上の必要に求められてもありますし、個人的な興味もありました。サステナビリティ経営は扱う領域は広いのですが、気候変動の知識に関する最低限の知識は収集したいという事で、この本を手にしました。
気候変動に関して予備知識ZEROの私からすると、気候変動の概況が様々なる角度から書かれているので大変参考になりました。会社でカーボンニュートラル等の仕事を新たに担当することになったビジネスパーソンにはお勧めです。一方、個人的にちょっと気候変動に興味がある程度だと、分かりづらいように思います。逆に、専門家からすると物足りないでしょう。目次は下記の通りです。
- 気候変動を巡る国際潮流
- 気候変動と金融機関・投資家
- 気候変動と経済安全保障
- 気候変動経営
- 気候変動対応の事業変革
- TCFDシナリオ分析
- 脱炭素技術をサプライチェーンに取り入れる
- 気候変動とサーキュラーエコノミー
- 気候変動と行動科学
- 日本を救う「50年経営」
- 未来を共創する
5章まで読めば、気候変動経営の輪郭は掴めると思います。