レインボーブリッジが赤く染まりましたね。東京アラートだそうです。暗闇に映える赤を見るとゾッとします。withコロナの対応で混乱している現場も多いと思います。私の職場もです。今日はそんな職場で私が感じていることを書き綴ってみたいと思います。
希望的観測を述べる人たち
私の生業は企業の人材育成支援です。いわゆる社員研修も数多く提供しています。3蜜の最たるものですから、2月以降はキャンセルの嵐です。飲食業や観光業と同じような向かい風のど真ん中にいます。こんな大変な状況にも関わらず、9月ぐらいには以前の状態に戻ってくるなんて事を言う人がいたので驚きました。役職が上位になるほどその傾向が強そうです💦 この後に及んでも、自分かみたいこと、聞きたいことを根拠なしに思考してしまうんだなと感じました。
朝令暮改も厭わない
物事を一枚の写真のように切り取れば、今までのやり方を辞めて、新しいやり方にトライすればいいと言うことになります。居酒屋が収入の落ちをカバーするためにお弁当を始めました的な。でも、実際の現場はもっと動的です。お弁当始めるにも、投資をしオペレーションを変えるなどの課題が発生します。さらに、利益を確保すると言う事であればさらにハードルは上がります。組織が大きくなると、さらに事態は複雑化します。直近の収益の対策に追われながら、現在の仕事を180度転換した事業も検討しし前に進めていかなくてはいけない。アクセルとブレーキを踏みながら仕事進めているようなものです。並べく理路整然と綺麗な形で方向性を示せたらいいのにと考えることもありますが。。。今の私はスピードで重視の意思決定を意識しています。多少、不格好でも事業を前に進めていく。もちろん、明らかにアウトな駄目駄目な施策は回避しますが、成功確率が五分五分だったら着手するようにしています。そして少しPDCAを高速で回して修正をかけるようにしています。後、努めて明るく振る舞うことも意識しています。健全な危機感を持つことは重要ですが、険しい表情してたら周囲は萎縮してしまいますから。
365歩のマーチが心に染みる
そんな事を考えながら歩いていたら、頭の中に水前寺清子さんの365歩のマーチが浮かんできました。水前寺清子さんのファンでもないし、私の世代よりも遥か上なので馴染みがあるわけではないのですが、なんか口ずさんでいました。いい歌ですね。
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩下がる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足跡にゃ
きれいな花が さくでしょう
矛盾を抱えながら、前に進んでいくしかない。それがビジネスの世界ですね。明日も頑張ろうっと。