クマ坊の日記

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【マネジメント】管理職は軸を持とう

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管理職は側から見ていても大変そうですが、実際大変です。経営からは無理難題が降ってきて、下からは突き上げをくらいます。情報は増える一方、周囲の価値観は多様化し、利害関係者も増えます。そんな厳しい環境の中で、胃が痛くなるような意思決定をしなければいけません。そんな不安定な環境に身を置くからこそ、管理職自身さ判断の拠り所を持っておくことが求められます。今日はそんなお話です。

管理職は軸を持とう

軸というのは抽象度の高い表現ですが、「自分の信念に根ざした原理原則」です。なぜそのような意思決定をするのか?なぜ自分はそれをやるのか?なぜ自分は突き動かされるのか? 自分の中にある経験から培ってきた仕事観や人生観になります。難しい意思決定を迫られた時など、自分の軸があるかないかは大きな違いとなります。軸がある管理職は、責任を取る覚悟が出来上がってくれものです。

 

軸が闇を照らす道標になる

「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ、只一燈を頼め」という言葉があります。意味は、暗夜に悩むと一歩も進めなくなるが、一つの明かりがあれば次の一歩までは見え、そして一歩踏み出すと、次のニ歩目も見えてくるというものです。管理職になると、正解がない問いを突きつけられ、責任を問われ、心が乱れる場面に遭遇します。上から下から横からいろいろなことを言われます。人間だから迷いもします。そんな暗闇を照らしてくれるのが、自分が大切にしている軸なんだと思います。

 

クマ坊の軸

私が大切にしているのは、

  1. 顧客の立場で考える
  2. 仕事を愉しむ
  3. 家族のようにメンバーと接する

1番目と2番目は管理職に限らずビジネスをする上で大切にしていることです。3番目はマネジメントをする上で大切にしている考えです。良い時も悪い時もあります。出来のいい人も、手のかかる人もいます。他人だった付き合わなければいいだけですが、家族だと縁を切るのは大変です。自分もメンバーも不完全な人間、でも家族のように助けあって進むことを大切にしています。