今日は書籍の紹介です。北の街から南の街まで🎵の印象的な音楽でお馴染みのジャパネットタカタの創業者である高田明さんの著書になります。
目次
仕事に熱中する
ジャパネットタカタは平戸が発祥の地です。その後、佐世保で大きく飛躍しました。本を読んで感じたのは、創業当初は時代の追い風をうまく掴んだとはいえ、打つ手打つ手がことごとくあたり、事業が大きくなっていくことが楽しかったんだろうなと思いました。
経営者としての凄さ
経営者としての高田さんの凄さは、馬鹿正直な所、そして物凄い情熱を持っている点だと感じました。その2つの特性が振り切った意思決定に繋がっているように私は感じました。ここは、サラリーマン経営者では身につけることが難しい資質のように思います。また、私が言うのはおこがましいですが、よく勉強されているのを文章の端々で感じました。自分の意思決定やマーケティング戦略を経営の原理原則と比べることで、より深い持論に磨きあげてるようにも見えました。
最後に、退き際の良さ。どんなに素晴らしい経営者でも、退き際を誤る経営者は多いです。自分が大きくした事業は、我が子のように可愛いですし、自分と比べると後継者は頼りなく見えるものです。後継者が自分の息子とはいえ、退き際が綺麗な経営者だと感心しました。
こんな人にオススメ
書籍の紹介ではなく、一方的な感想になってしまいました💦 この本は若いビジネスパーソンに読んで欲しい本です。事業がどんな風に大きくなっていくのか、ビジネスパーソンはどんな姿勢で仕事に取り組むといいのか。
勿論、ここに書いてあることが正解ではありません。しかし、自分の考え方の引き出しの一つとして知っておくことは有用だと思います。本の厚さの割にはサラッと読めますしね。オススメの一冊です。