昨日はJリーグ第9節、現在首位を走る神戸のホームに乗り込んでの一戦でした。前半、いきなり２点先制されるも、アンデルソン・ロペス選手の2ゴールと、渡辺選手の芸術的なゴールで逆転勝利しました。困難を跳ね除ける粘り強さ、ぶれないチームの軸、本当に我が軍の強さを証明した試合でした。
ヴィッセル神戸は強いチームでした。ワントップの大迫選手は流石のポストプレーでしたし、両WFの汰木選手、武藤選手の個の強さが目立ちました。強い個が集まっているし、その個の強さを活かすような配置や戦術でした。その強い神戸に２点ビハインドから大逆転する横浜F・マリノスはどれだけ強いんだろうという感じです。
私的MVPは2ゴールを奪ったアンデルソン・ロペス選手。流石の決定力だけでなく、中盤まで降りてきてボールを受け、そのまま反転してドリブルで持ち上がったり、左サイドへパスを供給する動きなど大車輪の活躍でした。攻撃面では彼に依存している点も大きいと感じています。
そして、その攻撃の第一歩となっていたのが、右CBの畠中選手。中盤への縦パスが効いていました。左CBからコンバートされ昨年は苦しみましたが、すっかり自分のポジションにしてしまいました。現在の最終ラインをコントロールしているのは、間違いなく畠中選手です。
同点ゴールを決めた渡辺皓太選手も良かった。今シーズンは中盤の大黒柱として活躍していますが、ゴールまで決めれるようになると日本代表への選出もあるように思います。
2アシストの水沼選手もクレバーさが光ります。相手の穴を冷静に見つけるポジショニングが秀逸です。ベテランだからこその経験値！
このチームは、全員が成長する姿を見せながら、勝利できるのが魅力でもあるんですよね。個人もチームもまだ伸び代を感じさせるので、シーズン終盤はどんなチームになっているかワクワクします。最高に気分のいい週末になりました。
