クマ坊の日記

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【ビジネススキル】価格設定の考え方

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新規事業を開発する上で、収益をどのように作るかはビジネスを継続する上でとても大切なことです。今日は価格設定の考え方について解説していきます。

顧客単価設定の考え方

収益は顧客単価✖️顧客数で表すことができます。顧客単価は顧客が一度に支払う金額の事をさします。悩ましいのは、この顧客単価の設定の仕方です。設定には2つの方向性があります。

  1. ペネトレーション・プライス
  2. スキミング・プライス

ペネトレーション・プライスとは、最初の価格を低価格で設定し、早期にシェアを確保してから、ライバルとの競争を優位に運ぶ価格戦略です。この価格戦略の成功例として有名なのは、かつてのトヨタプリウスです。当時はハイブリッドなんて初めて聞く技術でした。よくわからない車には高額を支払うことはないだろうと考えトヨタは低価格での販売に踏み切りました。購入費用も低く低燃費ということで一気に市場に広がりました。環境にもいいから、ハリウッド俳優が好んで乗っましたよね。しかし、テスラが乗られる時代です。この環境変化には驚かされます。話が脱線しました💦 もう一つのスキミング・プライスは最初の価格設定を高く設定する価格戦略です。価格が高いので、利益も確保しやすく開発費を早期に回収することが可能です。しかし、よほど差別化ができていないと、後発企業が低価格で市場に参入してきて泥沼化するケースもあります。

 

主な収益項目も検討する

低価格でシェアを狙っていくのか、はたまた高価格で攻めるのかを検討すると共に、主な収益項目も考えなくてはいけません。収益項目の中に繰り返し購入してくれる項目があれば最高です。保守サービスとかそうですよね。

 

最後にもう一つ考えなくてはいけないのは、収益の獲得方法です。ここはまた次回に書いてみたいと思います。