クマ坊の日記

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【マネジメント】何でも管理職と受援力

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現代は管理職にとって受難の時代です。メンバーから見ても、管理職は大変そう、辛そうに見えることが多いように思います。今日は管理職の受難の実態について考えてみたいと思います。

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何でも管理職、とりあえず管理職

私自身も現役の管理職でもあります。ざっと振り返って見ても、本業のマネジメント以外に、コンプライアンスやハラスメント対策、ダイバーシティ対応、残業を中心とした働き方改革、One on Oneミーティング、経費申請のチェック、採用面接、SDGs対応。。。なんか物凄いタスクの数になっています💦 毎日、人事、総務、経営管理、法務、経理等から依頼メールが飛んできます。まあ、うちの会社もまあまあタスク多いですが、他の企業の管理職も似たような状況だと思います。近年はSNSの発達に伴い、ちょっとした管理職の判断ミスが企業不祥事の発端となることが増えてきているので管理体制を徹底します。実際にはそんなに厳しく管理しても意味がないのですが、何か問題が起こった時の免罪符代わりのようなものです。とりあえず管理職に振っておけばいい、何かあれば部門の管理職を指摘しておけばいいという考えが透けて見えます。こうして管理職のタスクは増える一方です。

 

逃げたっていい

管理職の立場からすると、身体がいくつあっても足りません。結果、自分ができる範囲のタスクや直近に求められているタスクを処理することしか出来ません。そうしないと管理職自身の健康が保てません。自分の身を守るためには管理職を下りる選択肢を選ばなくてはいけない時もあるでしょう。

 

受援力を高める

私自身はなんとか管理職の役割を果たし続けることが出来ています。理由は私が優秀であるからでもなく、要領がいいわけでもありません。何でやってこれたかと言うと、臆面もなく周囲に「助けててください!」と叫ぶことができるからです。大昔に山田孝之さんと綾瀬はるかさんで「世界の中心で愛を叫ぶ」というドラマがありました。あのドラマでも叫んでいましたね。泣いたなー。懐かしい。話が脱線しました。周囲に助けを求める力、受援力は今、管理職に必要な能力のように思います。私の大好きなマンガ、「ワンピース」の主人公も、この受援力高いですよね。勿論、ずっーと助けてもらってばかりでは、メンバーも助けてくれないので得意な領域や、責任を取らなくてはいけない場面では最前線に出て身体を張らなくてはいけませんが。あなたは周囲に助けを求めることができていますか?