J1リーグ第11節、清水エスパルスVS横浜F・マリノスの一戦は3対4で横浜F・マリノスの見事勝利しました。この試合は前節から5人のスタメンを入れ替えてきました。交代の選手含めてみんな良かった。マリノスと同じく攻撃的なfootballをする清水が相手だったということを割り引いて考えなくてはいけませんが、それでも良かった。ボランチのスタメンを務めた和田は良い仕事しました。ショートパスと空間把握能力が抜群でした。彼がいるおかげで中盤でパスがよく回りました。喜田と扇原が君臨するボランチが主戦場なのでスタメン争いは厳しいですが、出番が来たらきっちり結果を出すところが私は好きです。連戦が続きますから今後も出番が増えそうです。
今日の試合で2アシストを決めた左SBの高野も良かったなー。しばらく出番がなかったから心配していました。しっかり準備してきたんだな。ティーラトンとはまた違った走力という武器が光りました。今後も頼りにしてるよ。
圧巻だったのが2ゴールを奪ったジュニオール・サントス。前の試合でも期待を抱かせるパフォーマンスでしたが、前への推進力、迫力は本物です。エジガル・ジュニオやオナイウのようなクレバーさとは違った荒々しいプレースタイルはチームにいい意味でのノイズになりそうです。CBに入った實藤も安定していました。コロナ後の試合で初スタメンを飾るも、試合中に負傷し久しぶりにプレーを見ました。やはり、横浜F・マリノスのCBに求められる足元の巧さを持っているなと感じました。チアゴと畠中に加えて彼が戻ってきたのもチームとして大きい。伊藤も加えた4人でCBを務めてくれるでしょう。そして5人目は戻ってきた仲川!彼が右WFにいるだけで安定感が違う。まだ本調子ではないけど、これから活躍してくれるでしょう。交代で入った渡辺にもゴールが生まれました。昨年の夏に移籍してから十分なプレー時間も得られず苦労していました。今年は新加入選手との競争もさらに激しくなりましたし。きっと他のチームからの誘いもあったと思うんですよね。でも、頑張ってベンチ入りし結果を出す。こういう選手がゴールを取るとチームに勢いがつきます。交代で入った詠太郎も良かった。試合に出るたびにグングンと成長する様がキラキラしています。10代の成長スピードは羨ましいですね。
後はエリキにゴールが生まれれば言う事なしだったんですが。エリキには移籍の噂もあるし、落ち着かないんでしょうが頑張って欲しいです。エリキの満面の笑顔が見たいです。