クマ坊の日記

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【ビジネススキル】説得力を高めるコツ

ビジネスパーソンは説得力を求められる場面が多いと思います。提案を通すために上司を説得、他部門の協力を得るために説得、部下に気持ちよく仕事してもらうために説得。どんな仕事も人との絡みがあるので、説得するスキルの獲得はビジネスパーソンは不可避ですね。説得力のポイントは3点です。

 

  1. 得を考える
  2. 理と情
  3. 日頃からの信頼関係

 

得を考える

説得とは、「得」を説くと書いて説得です。もちろん誰にとっての「得」かと言えば、相手の「得」です。もちろん依頼しているのは自分ですから、自分の為に動いてもらうのですが、相手にとっての「得」がなくては説得は難しいです。そもそも説得が必要なシチュエーションは相手に無理なことをお願いする時だと思います。説得力がない人は、自分の「得」しか関心がない人ではないでしょうか。まずは相手にとっての「得」が何であるかを相手の立場に立って考えることが重要です。

 

理と情

相手にとっての「得」が明らかになったとしても、伝え方を誤ると相手は動いてくれません。大切なのは、動いてもらいたい相手が論理で動く人なのか、情で動く人なのかを理解してなくてはいけません。ビジネスの場面だと論理的に説明することが多いと思います。ただ人によっては論理的に話すことでビジネスライクな印象や冷たい印象を持つ聞き手もいます。そういう人には、熱意で頭を下げてひたすらお願いした方が効果的ですよね。逆もしかりです。いくら情に訴えても動かない人もいます。そういう時には、論理的に説明しなくてはいけません。

 

日頃からの信頼関係

相手を動かすには、細かなテクニックもあります。例えば最初はokしてもらえる事から交渉し、段々と条件を上げていくとか。(交渉力については改めて説明します)  ただ個人的にはあまりテクニックに頼って欲しくありません。相手も気づきますしね。ベタですが日頃から信頼関係構築していくのが一番です。相手との約束を守る。困っていたら助ける。挨拶する。雑談する。そういう日々の積み重ねが、いざという時に役に立ちます。

 

 「得」を納めると書いて納得です。説得して、納得してもらって初めてこちらがお願いしたように相手は動いてくれるってことですね。日本語はよくできています。