ビジネスパーソンの皆さんは、仕事の一環でプレゼンテーションをする機会もあるかと思います。プレゼンテーションまで大袈裟でなくても、職場でちょっとした発表の機会とかありますかね。今日のお題はプレゼンテーションです。
プレゼンテーションの構成要素
プレゼンテーションはざっくり2つの構成要素から成り立ちます。1 内容 2 話し方です。今回は1 内容に絞って説明します。
内容で大切な事は3点です。
①結論→本論→結論で構成する
②3でまとめる
③情報は簡潔に記載
これ以外にも細々としたテクニックはあります。しかし、上記3点を意識するだけで同じ内容を話しても聞き手の印象は3割増しで好印象に変わります。
①結論→本論→結論で構成する
学生時代に話は起承転結で構成すると習いませんでしたか?有名なお手本としては、【起】大阪本町糸屋の娘 【承】姉は十六妹は十四 【転】諸国大名弓矢で殺す 【結】糸屋の娘は目で殺す
これは名文ですね。でも普通は起承転結で構成するのは難易度が高いです。
ビジネスにおいて聞き手は「要は言いたい事は何か」が知りたいので、初めに結論を伝えましょう。
②3でまとめる
内容は3点でまとめましょう。本当は3でなくても、5でも7でもいいのですが。3が1番据わりがいいです。人が覚えられる、意識できるのがせいぜい3つということです。話したい内容が3つ以上ある場合でも、3つに集約した方がいいです。絞り込むことでメッセージが鋭くなります。
③情報は簡潔に記載
作成する資料の情報は簡潔に記載してください。POWERPOINTを使って作成すると思います。一枚のスライドに情報を入れ過ぎないように。グラフや図を入れるのは、一目で何を伝うたいかが分かるからです。グラフや図と一緒に文字が書いてあるということは、情報が整理されていないということです。
POWERPOINTで作成する際は、アウトラインの機能を使って、各スライドのタイトルを書きましょう。本の目次です。目次の順序を見て違和感がなければ、資料作成は8割は完成したも同じです。違和感がある時は、情報に漏れやダブりがあることが多いです。思い切ってスライドの数を減らしてみてください。
プレゼンテーションの資料は言葉を盛るのではなく、如何に言葉を削れるかにかかっています。分からない点は相手から質問がきます。だから伝えたいことを絞りましょう。
上記3点を意識するだけでも、プレゼンテーションは劇的に改善できるはずです。次回は、話し方のポイントを解説します。
追伸
1月からブログをスタートしました。半年で1万アクセスを越えることができました。ブログを読んでくださった皆さまありがとうございました。拙いブログですが今後もよろしくお願いします。