クマ坊の日記

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【キャリア】60歳越えても仕事が絶えない人の特徴

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コンサルタントという職業は定年がありません。専門領域にもよりますが、私が生業としている人材育成は60歳を越えても、現役の第一線で活躍している人は珍しくありません。私も近い将来、同じようなキャリアを歩むことになるので興味深く観察しています。今日は完全に私見ですが、60歳を越えても、側からみると幸せそうなキャリアを送っているコンサルタントの特徴について考えてみます。

専門領域が明確なコンサルタント

当たり前ですが、コンサルタントはお客様からお呼びの声がかからなければ舞台には上がれません。舞台に上がれなければ、いくら腕が良くてもお客様のお役立ちに立つこともできません。だから、まずは他者から求めてもらうことが最初の一歩になります。他者から見つけてもらうためには、旗を掲げなくてはいけません。旗とは「私こんなことでお役に立てます」という、自分が得意としている事です。コンサルタントで言うと専門領域になります。ただ専門領域は資格を持っていますや、〇〇で学んできましただけでは弱くて、さらにこれまで培ってきた経験からの知見を持っている方の方が魅力的に映ります。いずれにせよ、自分は何が出来て何が出来ないかを理解していることが大切なように思います。自分では当たり前だと考えていたことが、第三者の立場からすれば価値があることはありますし、その逆もあります。自己を知るのは難しいですが、それ故に大事だなと感じます。

誠実な人柄のコンサルタント

次に大事なのが誠実な人柄。コンサルタントを生業としている人は、能力やスキルは総じて高い人ばかりなのですが、その一方で癖が強い人も多いです。自分の能力やアウトプットに絶対的な自信を持ち、自信が全身から溢れでているようなコンサルタントもいます。嵌れば大ホームランを打ちますが、その癖の強さから敬遠されることもあります。息の長いコンサルタントは総じて誠実な人柄で、明るい人が多いです。

コミュニティに認められたコンサルタント

最後に最も大事なのは、コミュニティに認知されることです。例えば、「クマ坊マネジメントが得意でいい奴なんだよ」「私もクマ坊にお願いしたら、仕事なかなか良かったよ」コンサルタント仲間のコミュニティでも、「クマ坊、マネジメントが得意でいい奴なんだよね。今度、私の仕事手伝ってくれない。分からない所は教えるから一緒にどう?」コミュニティに認められることで、仕事の機会も増えたり、学習機会も獲得できたりします。結局、能力はあってあたり前で、それ以上に他者と繋がることができる人柄やご縁の方が大事だなと思います。