クマ坊の日記

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【人材育成】山本五十六の名言の二行目、三行目

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人材育成の世界で昔からよく引き合いに出される山本五十六の名言があります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

山本五十六第二次世界大戦連合艦隊司令長官です。彼はアメリカのハーバード大学にも留学し、多様な文化に触れる中で、人間の在り方について深く考えていたと言われます。山本五十六の前述したフレーズは30年前の企業の人材育成担当者の間ではよく取り上げられたものです。しかし、このフレーズに続く二行目、三行目を知っている人は驚くほど少なかったりします。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せぬば、人は実らず。」

人の育成は長期で捉える考え方が伺えますし、誠実に相手に向き合う重要性を説いています。近年、心理的安全性が叫ばれていますが先人達は当たり前に理解しているわけです。この言葉を思い出すと、人の本質、育成の本質は変わらないのだと感じます。

素敵な言葉ですが、今どきの部下には伝わりません。山本五十六からして分からないですから。例示や比喩を引用する難しさでもあります💦 それでも人材育成に携わる人には知っておいてもらいたい言葉です。