クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【キャリア】定年後ハッピーな人、そうでない人

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私が所属している会社では、定年ラッシュが続いている。コンサルタントだった人は、定年後も引き続きフリーのコンサルタント職として働く。一方、スタッフ職や営業職は会社に残る場合は嘱託社員として働く。定年前に面談で話を聴く機会が増えてきたのですが、その時に感じたことを書いてみたいと思います。

自己評価が高めの人が多い

面談していて感じるのはコンサルタント職はバランスのいい自己評価ができている人が多い。日常からお客様の評価にさらし続けられているので、客観的に自己評価ができていないと仕事になりませんから。逆にスタッフ職さ総じて自己評価が高かったです。特に役職経験がある男性は💦 「定年後も○○で培った経験を活かしたい」「○○の知識やスキルであれば役に立てる」確かにスキルや経験の棚卸しをするとそのように考えるのも理解できるのですが。。。冷静に見渡して見ると、本人が自信を持っているスキルや経験を発揮する機会がなかったりします。特にこのコロナで我が社もビジネスの仕方が急速に変化しています。環境変化は本人のせいではありませんが、本人が描いていた世界とは状況が大きく変わっています。本人もそんな事は百も承知でしょうが、それでも自己評価は高く認識しがちです。

 

能力よりも人柄

本人の希望とは異なりますが、やってもらいたい仕事はたくさんあります。しかし、本人にとっては新しい仕事ですから初心者です。自分の子供や下手すれば孫に近い若手から教えを乞うわけです。一兵卒から文字通りやり直す気概があるかどうかです。また、本人にその気があっても周囲が受け入れるかは別問題です。定年前に周囲に対してどのようなコミュニケーションをとっていたかが問われます。能力が高くても、話しやすい人柄でなければ評価されないんですよね。。。

先日、面談したメンバーはコンセプチュアルな能力は高いのですが、強面でコミュニケーション下手。コミュニケーション下手というか、高圧的な物言いでした。そうすると、引き受け部門がないわけです。これは厳しいなと感じました。

 

仕事以外のネットワークがある人

仕事できるできないに関係なく、生き生きしているのは社外のネットワークがある人。釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいに趣味での繋がりがあったり、地域のボランティアや町内会で活躍していたりいる人たちです。こういうネットワークも一朝一夕には構築できません。好きなことだから続けてこれたのでしょうし。他人の定年という節目を見ながら色々考えてしまいます。

 

私自身のライフプラン

まだ定年までは10年以上はありますが、役職定年が来る前に管理職の役割は降りようと考えています。好きなコンサルタントの仕事だけに集中したいと考えています。趣味はサッカー観戦とキャンプぐらいしかありません。マリノスのホーム試合は毎週現地で観戦したいですね。またもう一つ二つぐらい新しいものにチャレンジしたいです。10年もやれば上達もするでしょうから。若い時にやっていた登山の再開と、最近興味がある囲碁ですね。最後に、昨年からご縁ができたNPO法人の活動。少しでもお役に立てれば幸せだなと考えています。もっとも年金はあてにならないから70歳まではバリバリ働かなくてはいけないんですけどね。