クマ坊の日記

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【リーダーシップ】ダークサイドリーダーシップ

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11月19日の夜、カルロスゴーン氏が逮捕されたとのニュースが飛び込んできました。驚きました。今日は経営者のコンプライアンスについて考えてみたいと思います。

 

 

光輝くほど闇も深い

カルロス・ゴーン氏は、1999年からNISSANのCEOを務めています。当時、瀕死の状態であった同社をV字回復させた立役者です。実施したことは立て直しの定石であるリストラでした。ただ定石とは言え、当時のNISSANにはできませんでした。長年のしがらみから意思決定できなかったんですね。外国人であるカルロス・ゴーン氏だからできたのでしょう。また、当時の特筆すべきは意思決定の早さです。業績の立て直しは時間との戦いでもあります。キャッシュが尽きたらそれまでですから。スピードがある意思決定が出来るのは個人の資質もありますが、それ以上に権力を集中させたということです。評価が高まれば高まるほど、リーダーシップが光り輝くほと、その影である闇も深くなることは容易に想像できます。リーダーシップを発揮する過程で、下記に書かれたようなことも要素として重要になってきます。

  • ガバナンス構造の掌握
  • 人脈等の関係性パワー
  • 権謀術数
  • 情報操作
  • 裏切り、謀略
  • 威圧、報復、妬み、怨み、欲望から生まれるパワー

 結果を出そうとすると、権力を掌握するとか、ガバナンスを取っていくということも時には必要だし、道徳的観念からすると首を捻りたくなるようなキーワード、威圧や妬みや欲望がリーダーのモチベーションの源泉になっていたりすることもあります。

ビジネスの世界で競争にどっぷり浸かっていると、そういうダークな部分もあわせて身につくのかもしれませんね。アメリカのドラマや映画でもドロドロの裏切りって多いじゃないですか。毎日が葛藤の連続だと思います。誰が敵か味方か分からないジャングルのような環境で生き残っていくということですから。

 

何事も行き過ぎはよくない

でも、カルロス・ゴーン氏はやりすぎましたね。何事も過ぎたるは及ばざる如しです。伊達政宗の五条訓でも勉強していたら良かったのですが。今回の事件で、ガバナンスコードがさらに注目されるでしょう。社外取締役を迎え入れる企業も増え、新たな規制も追加されるかもしれません。でも結局は人なんですよね。

 

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