クマ坊の日記

人材育成と本とサッカーが中心のブログです

よろしくお願いします 東京!

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今日から東京での仕事がスタートします。久しぶりの東京、前回とは違った役割。新鮮な気持ちで一杯です。

 

目次

 

人材育成の目的

私の仕事は、企業のビジネスパーソンの人材育成です。企業が人材育成を行う目的は、経営戦略の実現です。「こんな経営を実現するためには、こんなスキルや意志を持った人材が必要」と考えて企業は人材育成に投資をします。しかし、単純に研修すれば人が成長するなんてことはありません。

 

人の成長は現場が7割

人の成長は現場での経験が7割と考えられています。未知の経験、言い換えればストレッチした経験が人を成長させます。日本企業は人材育成が上手いと考えられていますが、半分本当で半分嘘です。戦後、高度成長期、バブルと90年代まで日本企業の多くは未知の仕事がたくさんありました。新しい課題を克服しなければ企業の発展はありませんし、モデルがない中で未知の仕事を担当したビジネスパーソンが頑張って仕事を実現する過程で自分自身を成長させてきました。その際に、終身雇用や同質的な職場環境はプラスに働いてきました。安心できるから、全てを仕事に捧げる事ができました。

 

人が成長しづらい時代

失われた10年と呼ばれた時代は、従来の成功体験が効きづらく、何より人の成長に必要な未知の経験が少ない職場環境を生み出しました。業績に余裕がなく、株主からのプレッシャーが強まる中、経営者は現場に失敗しないことを現場に要求するようになります。雇用体系も様変わりしました。チャレンジやイノベーションを経営者は声高に叫びますが、言葉とは裏腹に現場のビジネスパーソンはリスクを取って仕事を行うのは難しい環境になってしまいました。

 

育成をデザインする時代に

従来は奇跡的に人が成長する条件が揃っていた日本企業ですが、もうそんな時代ではありません。戦略と人事を結びつけてデザインできる企業が生き残っていくでしょう。

一方、働くビジネスパーソンの立場で言えば、今いるポジションでどうやって、自分のバリューを上げていくかが大切になります。自分が所属する企業がどうであれ、生き残っていけるようなタフさが求められるのでしょう。タフさと言っても、修行僧のようにひたすら仕事に厳しさを求めることではありません。寧ろ、今の仕事の中に面白さや意義を見出せる人だけがバリューを獲得することができるのだと私は思います。

どんな仕事もシンドイくて、辛い事の方が多いでしょう。そんな仕事の中に面白さややり甲斐を見つけことは至難の技です。上司や先輩でそんな事を話してくれる人、体現してモデルになる人は殆どいません。尊敬できる上司や先輩に出会えたビジネスパーソンはそれだけでもラッキーです。

 

情熱を大切にしたい

仕事に楽しさを見出しづらい時代だからこそ、私は人材育成の仕事を通して企業とそこで働くビジネスパーソンの役に立ちたいと考えています。育成をデザインするためには、経営を理解し、採用、ローテーション、昇進昇格、賃金、マネジメント、研修と様々な視点で施策を考えなくてはいけません。そして何よりそれらを実現していくためには、粘り強いリーダーシップが求められます。利害関係者、既得権益、慣習、企業文化。それぞれは悪意があるわけではありませんが、変わるのは誰もが億劫です。外部の第三者の立場だからこそ出来ることがあります。社内外の多くの仲間たちと、東京というフィールドで情熱を傾けて仕事に取り組んで行きたいと思います。