理想の物件を見つけたと思いましたが、妻はなかなかテンションが上がりませんでした。どうやって購入までのハードルを越えていったかを書きたいと思います。
目次
妻の言う事はごもっとも
ろくにモデルルームも見ず、比較検討もせずに東京のマンションを買うと言うのは妻が不安がるのももっともです。また、新築マンションの価格は上がっており、焦せると高値で買うことになるのではないかという心配もありました。いつ東京に戻るかも不透明ですし。しかし、条件の近い家が今後出てくるかと言うと私は疑問でした。そこで夏休みに実家に帰った時にモデルルームを見てきてくることだけお願いしました。それで気に入らなかったら私も諦めることを条件に。
妻の感想は
約束通り妻は娘と、妻の両親と一緒にモデルルームと建設予定地を見てきてくれました。感想は「想像してたよりも良かった。でも、凄くいいかと言えばそれほどでもない。」ただ引き続き検討したいと言ってくれました。福岡に帰ってきてからは福岡のマンションのモデルルームにも通いました。検討している部屋の間取りが世の中と比べても悪くないということを理解して欲しかったからです。こんなプロセスを経てだんだんとテンションも上がってきました。
申込書を提出する
新築マンションを購入する時は、事前に申込書を提出する必要があります。マンション購入の意思表示です。当然、この頃には売出し価格も明らかになります。このエリアとしては高い価格でしたが、幸いローンが組める範囲でした。その頃には話題のマンションになっていた為、申込も抽選となりました。ラッキーにも希望していた間取りの予約に成功しました。
理想の部屋を思い描く
部屋は予算との兼ね合いで71㎡でした。無理のない返済額。仮に将来リセールした際にもプラスになることを考えてこの大きさに決めました。最初は南カリフォルニア風の部屋がいいとか話していましたが、そもそも部屋が広くなくては南カリフォルニアにはならないということで方針転換。小さい部屋を広く見せる北欧風の部屋にしようということに決めました。
内装の色は広さを感じる白。家具は北欧テーストで。少しづつ買い揃えていきました。
遠距離ならではの悩み
ちょくちょくモデルルームに行くことができないため、部屋の色については困りました。壁や床の色を事前に選択する必要がありました。色見本やモデルルームの写真を見ながら決めていくのですが、実際の色合いとは微妙に違います。壁床の色は部屋全体の印象を決めるものです。一度決めたら変えられないですしね。同様に他の室内のオプションについてもそうです。キッチンをフラット天板にするか否かとか。一生に一度の大きな買い物なのに、細かいディテールがイメージできない事はストレスフルでした。
家づくりってプロセスも楽しいと思いんですよね。そのプロセスで必要以上にストレスを妻にかけてしまって申し訳なかったです。
前述したインテリアも購入したのは、結局はダイニングテーブルとチェアだけでした。部屋の色合い等が分からないとコーディネートが難しいと感じたのが理由です。カーテンもありません💦 入荷した今からじっくり取り揃えることにしました。
内見会で実感が湧く
新しい家を購入することは決まりましたが、何せ実物を見ていないので実感が湧かなかったのも事実です。年明けにやっと内見会に参加してきました。妻が部屋で寝転びながら、「ここに決めて良かったと思う」と言ってくれて嬉しかったです。娘も「お城みたい」と言って気に入ってくれています。探し始めてから、四年が経ちましたが素敵な部屋を見つけることができてラッキーでした。