クマ坊の日記

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【子育て】不登校がやってきた2を見て

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うちの娘は小学五年生になりました。二年生の終盤から不登校です。この間、私たち夫婦も不登校について勉強してきました。もうこの生活も三年目に突入です。学校に行かない生活、学校に行かない子育てを、今も暗中模索しながら歩んでいます。

SNSやネットが発達しているので、親側は不登校に関する情報に触れられる機会は増えています。その一方で、娘は自分と同じような不登校の子と会ったことがありません。そもそも本人的には積極的に不登校の情報取りたい訳でもなく、見ず知らずの人にわざわざ会いたいとも考えていません。でも、自分と同じように学校に行けない子の話は聞きたいのではないかと、私は考えていました。「なんで自分だけ学校に馴染めないんだろう?」とか無意識に自分で自分を責めているように見えたからです。何にもしてなくても、彼女は心の中で戦っているように感じました。

先日、そんな私たち家族にピッタリの番組が放送されました。NHKの「不登校がやってきた2」です。番組のディレクターのお子さんも不登校でこの番組を制作されました。今回は、不登校の子ども達のインタビューを中心に番組は構成されていました。娘も興味深く番組を見ていました。自分だけが特別だと思っていたことが、決して特別でないこと。自分と同じように感じていた子がいることを通じて、少し心が軽くなったように見えました。

私からは、娘に次のようなメッセージを伝えました。「今日は一緒に番組見てくれてありがとう。インタビューの子どもたちと同じように頑張っていたんだよね。日本全国には、同じような境遇の子が19万人もいるんだって。この前、サッカーを見に行ったNISSANスタジアム3つ分が満席になるのと同じ数って凄いよね。だから、自分だけが特別だって責めなくていいんだよ。パパとママはいつでもあなたの味方だから。」

今回の番組は、私たち家族にとって貴重な機会でした。大人がああだこうだと言うより、自分と同じ境遇の子が、画面越しに語るほうが遥かに強力でパワフルでした。娘も私たち夫婦も勇気づけられました。ありがとうございました。