クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【人材育成】破壊と創造を繰り返せる人

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前回、学習棄却の重要性について考えてみました。成長には得意技にしがみつくのではなく、自ら破壊と創造を行うことが大切と書きました。そんな破壊と創造行えるのはどんな人なのでしょうか?

創造と破壊が起こりやすい状況

コロナ禍の現在がまさにその状況です。飲食業や旅行業はこれまでの仕事のやり方では、事業が継続できないのだから、強制的にこれまでのやり方を学習棄却し、新しいやり方を模索せざる得ません。コロナ前だと昇進や異動や転職といった外部環境が変化した時がチャンスでもありピンチでもあります。変化に巻き込まれた際は、通常ストレスフルに陥ります。良い変化であったとしても、最初はうまくいかないのが当たり前だし、変化には誰もが億劫になります。そこで、最初は変化に流されてもいいから、自分の仕事に向き合う姿勢ややり方を内省できるか否かが学習棄却とそれに続く成長に繋がるように思います。

 

顧客の立場で考えれる人

自分の事や保守的な考えに支配されていると、チャレンジしようという考えにはなりません。私はコンサルタントの先輩から、「常に顧客の立場で考えるようにしなさい」と耳タコになるほど言われました。今、振り返ると良い指導をキャリア初期に受けられて感謝しています。「顧客の立場で考える」癖がつくと、常に自分自身を成長させなければいけないと考えるようになり、自然と学習棄却と成長のサイクルを回せてきたように思います。これが「顧客の為に」だと大きく間違うとも指導されました。「顧客の為にという奴ほど、自分の為にやっている。しかもその事を自覚できないから始末が悪い」当時は言葉遊び?じゃないかとも思いましたが、キャリアを積めば積むほど言葉の重みを感じます。

 

目標を立てれる人

学習棄却ができやすい人は、当たり前ですが学習棄却をしなくてはと意識している人です。そのような人が行っているのは、自分で目標を立てることです。そして目標達成の為に現実的な計画を立て遂行できる人。コツコツ努力する人が当たり前ですが強いです。

 

内省を習慣化する人

目標立ててコツコツ努力しながら、毎日、自分自身を振り返る習慣を持つことも大切です。元大リーガーのイチロー選手が、試合後に全打席の全配球を思いだしながら振り返りをしていたというのは有名な話です。そんなに細かい振り返りは凡人には難しいでしょうけど、日記とかちょっとしたメモを書くのはお勧めです。

 

他者の力を借りれる人

最後に大事なのは仲間の存在です。学習棄却は1人で行うのは難しいです。自分自身を把握するのは至難の技です。家族や友人や同様からフィードバックをもらえたり、支援してもらえるかは極めて重要です。また、色々な価値観に触れるのも重要です。ブログもその一つだと思います。ブロガーに日常感じた、ちょっとした一言が自分にとっての気づきになることがあります。特に自分と違う属性のブログは参考になることが多いです。文章だからこそ読み手に影響を与えれることは多いように思います。