クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【人材育成】困難に立ち向かう人だけ、成長できる

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人の成長に影響を与えるのは、7割が経験、2割が上司や先輩からの薫陶、1割が研修や勉強会というのが定説です。今日はその7割の経験についてのお話です。

 

 尻込みしてしまう人、果敢にチャレンジする人

私が生業としているのは、企業の人材育成を支援する仕事です。具体的には研修事業とコンサルティングです。前者は3蜜の最たる事業なので、4月以降キャンセルの嵐です。ライブが出来ないミュージシャン、舞台に上がれない俳優と同じようなものです。もちろんオンライン対応もしていますが、お客様によってはオンラインできない環境もあります。相対的には厳しい事には変わりありません。そのまま座して待っていても状況は好転しません。キャッシュを稼ぐためにも、従来であれば対応しなかった仕事も取りに行く機会も増えています。採算的に厳しかったり短納期が求められるような仕事です。

従来では対応してこなかった仕事に対峙する時、人は2つの反応に分かれます。尻込みしてしまう人と、果敢にチャレンジする人です。前者はできない理由から列挙します。後者はどうしたら出来るかの発想から入ります。どちらも正解ですが、現状を生き延びるには後者の姿勢が私は大事にしたいです。

不思議なもんで、どんな仕事でも丁度いい塩梅のサイズの仕事って巡ってこないように思います。いつもストレッチした仕事に直面して迷いながら、工夫しながら毎日を凌いでいるビジネスパーソンが多いのではないでしょうか。そしてコロナの影響でそのストレッチ具合がいつもより広がっているのだと思います。

 

精神論より積み重ねた習慣

漫画「ワンピース」で剣士のゾロの名言でこんなセリフがあります。「背中の傷は剣士の恥じた!」カッコいいですね。仕事も同じで、ストレッチした仕事と対峙した時は、正面からぶつからないと成功する確率は高まりません。全力投球で取り組めば、例え失敗したとしても成長を促す経験にはなってくれるでしょう。だから、困難な仕事こそ正面から対峙した方がいいのが理屈です。

 でも、実際の困難に直面するとそんなポジティブな反応な人は少数派です。困難に反発できる人は、精神論以上にこれまでの思考習慣が大きく影響します。いきなりポジティブに捉えろと言っても無理な話です。積み重ねた習慣が姿勢や態度を生み、姿勢や態度が行動を促し、行動が結果に繋がるのでしょう。コロナはそう意味でも、個人個人にこれまでの生き方、これからの生き方を問うてるのかもしれません。全く忌々しいウィルスです。