最近、若い子から「雑談ってどうやってしたらいいんですか?」と真剣に質問をされることがあります。今日は雑談について考えてみたいと思います。
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雑談とは
辞書で調べてみると、様々なことを気楽に話し合うこと。となっています。雑談が苦手な人からすれば、初対面の人と何を気楽に話せと言うんだ。そもそも気楽に話せないから困まると言われそうです。
私も雑談は苦手です
若い部下の悩みは、お客さまを訪問しても雑談ができないで本題から切り出してしまうとのことでした。くま坊さんは同行すると雑談上手なのでコツを聞きたいとのことでした。でも、この部下は根本的に誤っています。私は本来、初対面の人と話すのが苦手です。人と話すのが仕事なので止むに止まれず工夫しただけです。工夫しているの3点です。
- 雑談のネタを予め用意しておく
- 質問を多くする
- よくうなづく
雑談のネタは、新聞ネタ、天気ネタ、食べモノネタ、子育てネタにしています。初対面の人には、だいたい天気ネタです。そもそも初対面の人とは、雑談はあまりしません。仕事とは関係ないこと話されても嫌でしょうし。礼儀正しい印象が伝わることだけ注意しています。
逆によく知っているお客さまとは、雑談を多くします。お客さまの関心事や志向が理解できているので雑談のネタはあまり悩みません。また、お客さまの好きな雑談ネタで自分が体験したことを中心に話すようにしています。
また、雑談の内容以外の事に意識を払います。真正面ではなく、斜め前に座るとか、相手の話すペースに合わせるとか、笑顔で話すとか、よくうなづくとか、相手の話を聞く時は姿勢をちょっと前傾させるとか。雑談の目的は相手とのコミュニケーションを円滑にすることです。面白い話が出来なくても、信頼してもらえる雰囲気が出来ればいいぐらいに考えています。
娘の友達の親との雑談に苦労する
ビジネスでの雑談は慣れているのですが、娘の友達の親との雑談は緊張します。共通の話題が、娘の事、幼稚園のことだけですから。ママ達は良く知っている間柄だからいいのですが、パパはいきなり初めましてですから💦
バーベキューとか初対面なのに長時間一緒に過ごす時は超緊張します。話題がなくなると、肉の焼け具合とかどうでもいい話してますから。あまり話が弾まないと、帰宅してから妻の駄目だしが入ります。「暗い!つまらない!楽しい話題は提供できないのか!」ごもっともです。何回か会うと仲良くなってパパ達だけで飲みに行ったりできるようになるんですけどね。
日常生活では役立たず
雑談の話から横道にそれますが、そもそも日常生活で私が生業としている人材育成なんて何の役にも立ちません。それより日曜大工が上手いとか、料理ができるとか、釣りがうまいとか、運動会で足が速くて活躍できるとか、楽器が弾けるとかの方がよっぽど重要です。キャンプが好きなので、キャンプ場では多少活躍の場があるのが救いですが。。。
自分の老後が心配です。