クマ坊の日記

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自分の中に毒を持て 

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 

私が20代の時に読んだ本。細かい内容はもう覚えていませを。しかし、この本からは強烈な影響を受けたことは覚えています。読んだ後に、稲妻に打たれたような感覚を受けました。岡本太郎の生き様にただただ感動しました。

 

この本を読んで感じたのは、①人生守りに入らない大切さ。②一瞬一瞬を大切に生きることの大切さ。③自分に自信を持つことの大切さの三点です。なかなか体現するのは大変なことです。

 

岡本太郎は周囲の評価なんて気にするな。他人と比べるなんて卑しいことと言い切ります。自分の信じていること、正しいと思うこと、脇目も振らず突き進むだけ。一瞬一瞬にかけてやってみる。この本を読むと、有名なフレーズ「芸術は爆発だ!!」の真意がよくわかります。

 

この本も若い時に出会えて良かったと思える本の一つです。もっとも今、振り返ると20代の自分がこういう生き方に憧れていたのかもしれません。だから、この本に出会えたように思います。

 

どんな分野でも、一つのことに情熱を注げる人は美しい。だからこそ岡本太郎さんの作品はいつの時代でも、人々の心を魅了して離さないのだと私は思います。

 

是非、10代 20代の若い人にお勧めの本です。