【公式】ハイライト:横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟 JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第3節 2017/4/26
中島賢星と遠藤渓太のプロ入り初ゴールで、横浜F・マリノスがルヴァン杯で初勝利しました。柏戦の敗戦で気分が落ち込んでいたので、若い選手達の躍動によっての勝利は格別です。特に中島賢星の涙のインタビューは良かったな。プロだから初ゴールぐらいで泣くなという気持ちもありますが、彼が苦労してきたことはわかっていたので素直に嬉しかったです。東福岡高校での試合を見たときは、だいぶもっさりした動きだったのでプロ入りしてから大丈夫かな?と心配していました。案の定、プロ入り後は守備の部分や攻守の切り替え、スピード等で苦労していました。そこから自分の足りない点を自覚してトレーニングに励んだのがわかります。プレシーズンマッチのタイ戦の攻守の切り替えの早さを見て感じました。でもプロは厳しい世界。努力してもピッチで報われるとは限りません。だからこそこの日のハーフボレーで決めたゴールは最高でした。遠藤渓太も1年目からリーグ戦に出場していましたが、得点はできず。この日も本職でないSBでの出場でした。良いプレーをしても、あと一歩ゴールという結果がでず歯がゆかった思います。でも見事彼らしいドリブルからの技ありゴールを決めてくれました。
一部のタレントを除いては、プロサッカー選手もビジネスパーソンも成長は直線的ではありません。成長するためには"しかるべき量の努力と時間”が必要です。そしてその"しかるべき量の努力と時間”が一定量を超える時は人は爆発的に成長します。その変化点をティッピングポイントといいます。昨日の試合が二人にとって、そんなティッピングポイントだったかもしれませんね。若い選手が己の全てをかけて困難を乗り越えていく。そんな姿に私は心打たれます。おめでとう。賢星。おめでとう渓太。