クマ坊の日記

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【ビジネススキル】中途採用の面接のスキル

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仕事柄、採用面接に携わる機会が多いです。採用手法や面談方法も一昔前に比べて多様化したなと実感しています。とはいえ、優秀な人材を採用するのは今も昔も変わりません。今日は中途採用の面接の技術について考えます。

まずは準備

仕事は何事も準備が大切です。面接前に私が必ず行う準備があります。それは、ノートに面接相手の職務経歴をメモすることです。時系列で過去どんな企業に勤め、どんな職務を担当してきたのかメモします。読書のみなさんは、職務経歴書も履歴書も提出されているのに何故メモするの?と不思議に思うかもしれません。理由はシンプルで、面接当日に面接に集中するためです。当日、履歴書を手元に置きながら面接すると、資料を目で追ってしまいます。すると、自分の視線は手元の資料に集中してしまい、相手の観察が不十分になります。そのような状況を回避するためにも、相手の基本情報を頭に入れてから面接に臨むのが基本です。些細なことなのですが大切です。

 

現在の役割の解像度を上げる

まず最初に私が聴くのは、現在の職務についてです。ここでのポイントは、相手の職務での立ち位置の解像度を上げることです。現在の部門名、部門の人数、どんな階層組織になっているのか、マネジメントを担っているのであれば、同じポジションは会社全体に何人ぐらいいるのかを聴くようにします。このような周辺情報を確認することで、現在の相手の立ち位置がイメージできます。いきなり職務内容を聴いてしまうと、相手が準備してきた内容を鵜呑みにしてしまいます。嘘はいっていないのでしょうが、立ち位置の解像度が上がれば職務内容の重要度や難易度もだいぶ引いた目で捉えることが可能です。

 

職務経歴や人生のハイライトを深掘りする

現在のポジションや職務を尋ねた後は、質問の本丸に入っていきます。「いままで携わってきた仕事の中で最大のハイライトは何ですか?」という質問をします。人の成長の7割は経験にあります。どんなユニークな経験をしてきたのか?を聴くようにします。ここはよりディテールを深掘りませ。また、それらの経験から獲得した価値観も聴くようにしています。そのような質問を通して、相手の能力や人柄、成長余地を推し量ります。大抵はそもそも、表層的なことしか話せなかったり、自分でも深く振り返れなかったりします。

 

フランクな雰囲気を作る

相手が話しやすいように、友人に話しかけるようにフランクな口調を意識して使います。面接に来る段階で相手は相当準備してきます。少しでも素の状態が出るように、相手のガードを下げさせる雰囲気を作りだします。ガードを下げさせることで、油断が生じ、準備してきた内容に綻びが出たりもします。採用は双方にとって一大事。お互いミスマッチが起きないように、両目わ開けて相手をよく観察するけとが肝要です。