クマ坊の日記

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【マネジメント】困った部下との面談前に必ずしておくべきこと

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マネジャーにとって部下へのフィードバックの作業は精神的に負担の大きい作業です。部下が全員優秀だったらいいんですけど、そんなことはありません。何人かはパフォーマンスが低下していたり、パフォーマンス以前の部下もいます。そんな部下を放っておくわけにもいきません。スパイシーなフィードバックをしなくてはいけない場面は必ず訪れます。そんな時に小技を今日はご紹介します。

全ては準備で決まる

スパイシーなフィードバックが必要な部下は、総じて癖が強いです。無策で飛び込めば相手の思う壺にはまります。スパイシーなフィードバックを相手が聞くわけもありません。部下が言い訳をすればするほど、上司は頭に血が昇ってしまいます。そこで感情をコントロールできないと、パワハラになってしまう可能性もあります。そんな事態に陥らないためにも、事前に準備を行うことが大切になります。

説明の仕方や質問も考える

事前準備とは脳内シミュレーションです。プロサッカー選手だって、普段練習で出来ないことを試合では表現できません。それと同じです。スパイシーな耳の痛くなるフィードバックをしようと思ったら、事前に脳内シミュレーションしておかなければ出来ません。部下の課題をどうロジカルに説明するか?部下から反論されたら、どう切り替えすか?などを準備しておかないと、本番で対応はできません。

ただ、準備するを間違えて捉えている管理職もいます。特に部下の課題を指摘する時に、相手をいかに傷つけないようにと表現に気を使ってしまうケースです。これをやってしまうと、部下は何を指摘されているか分からなくなってしまうことがあります。結果、スパイシーなフィードバックに1ミリもなっていない。むしろ、部下の課題はストレートに伝えたほうが効果的です。