クマ坊の日記

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【マネジメント】管理指標は少ない方が良い理由

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マネジメントは活動がスタートしてからが本番です。いくら精緻な計画を策定しても、計画通りにいくことはありません。PDCAを回して修正を図っていくのが、管理職の腕の見せ所です。特にCAの部分が肝になります。今日はそんなお話です。

管理指標の数は少ないのが理想

日々の活動を進める際の計器となるのがマネジメント指標になります。いわゆるKPIになります。KPIをマネジメント指標として機能させるには、KPI自体の数も重要になります。追いかけるべきKPIが複数あると、メンバーは受け取りきれなくなります。例えばKPIが5つも7つもあったら、未着手の施策が3つ〜4つ出てくることになります。それも職場内でバラツキが出た形て。Aさんは着手したけど進捗出来なかった。Bさんは未着手で進捗出来なかった。結果だけ見るとどちらも未着手ですが、内容は大きく異なります。このような状態に陥ってしまうと、活動を検証するのが難しくなります。「何が上手くいき」「何が課題なのか」の判断を下すのが難しくなります。そのため、KPIを設定するのであれば多くて3つ。理想は1つになります。

変化を見逃さない

KPIの指標の変化を見ていく上で、まず着目すべきは数値が大きく変化している点です。数字は実体の影です。変化している職場やメンバーがどんな活動をしているかを徹底的に観察し、ヒアリングすることが大事になります。意外に本人達も上手くいっている要因を言語化できていないケースもあります。それらプロセスやノウハウを概念化し、他のメンバーも再現可能にする事がマネジメントでは求められます。ただし、KPIが顕著な変化を示すまでには時間がかかるのが普通です。だから、優秀な管理職とそうでない人との差は、小さいKPIの変化を見逃さないかどうかです。そのためには、自分で仮説を作れるか否かが重要ですし、仮説を作れるということはKPIを設定する際に、顧客や現場をよく観ているという事につながります。