赤羽にある「URまちと暮らしのミュージアム」を訪問してきました。名前の通りURが運営しています。日本の集合住宅の歴史を知ることが出来ます。URの前身は1924年に設立された財団法人同潤会。関東大震災後の住宅復興が目的でした。
関東大震災時は木造住宅がほとんどでした。そのため火災で被害が拡大しました。その教訓から鉄筋コンクリートの集合住宅を推進します。
このミュージアムには、写真をあげたように部屋が再現されています。部屋を見学しながら当時としては最先端だったように感じました。外は鉄筋コンクリートの作りだが、中は畳に代表される日本家屋の良さを生かす。もう一つ凄いなと感じたのは、女性専用アパートなるものを作っていることです。昭和の初頭にですよ?アパートの開発に携わってきた人たちの心意気を感じます。
建築好きの方にはお勧めのミュージアムです。