クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【ビジネススキル】コアメンバーはいつも3人

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私の生業は企業の人材育成の支援です。イメージしやすいのは、企業で実施する管理職研修や新入社員研修の企画や運営です。年末はこの業界の掻き入れどきで多忙な日々が続きます。ご依頼頂けるのは有り難い話です。相談案件は小規模であれば1人で担当しますが、規模が大きくなるとチームを編成して対応します。今日はチーム編成について考えます。

アメンバーは3人

チーム編成をする際の人数は必ず3人と決めています。理由はチーム内の意思疎通を図りやすいからです。時間に余裕があるのであれば、4人でも5人でもいいのですが、人数が増えれば増えるほどコミュニケーションコストは増大します。2人だと一つの会話で済んだものが、3人チームだと4倍の複雑さに、4人チームになると11倍に膨れ上がります。このコミュニケーションコストは私たちにとっては非常に重要です。短期間で他社と差別化出来る企画を考え、同時並行で実現可能性も検証しなければなりません。少なくともデイリーで情報をアップデートが求められます。

 

三人寄れば文殊の知恵

昔の人は頭いいなと感心します。経験則をちゃんと言語化しているのでから。ブレストする際は人数が多いほうが良いのですが、時間の要素を考えると3人が1番バランスが良いように思います。もちろん人選にも寄りますが。

 

チームレジリエンス

順調にプロジェクトが進む時はいいのですが、トラブルに巻き込まれた時に問われるのはのがチームとしてのレジリエンスです。特に新規性の高い企画を実現させようとすると、周囲から猛反対に遭います。否定に次ぐ否定で心が折れそうになることもあります。3人だと飲みに行って愚痴もいい易い人数ですし、改めて長い時間議論して自分達の企画を見つめ直すこともできます。

 

馬鹿に出来ない日程調整

メンバーが選任であれば楽なのですが、通常は複数のタスクや案件を抱えています。オンラインで打ち合わせが出来るとはいえ、日程調整は馬鹿にできないコストです。4人以上だと調整だけでも難航します。ギリ3人かなというのが私の経験則です。

結局、ビジネスを成功させる上で、スピードという要素が重要だという事です。