クマ坊の日記

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【経営】非線型の未来を想像する企業

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最近、未来○○という部署を新設する企業がにわかに増えています。○○に入る文字は、洞察とか研究とか様々ですが、目的は一つで我が社の未来を検討するのが目的です。今日は企業の未来を考えるお話です。

未来は誰にも分からない

当たり前ですが、未来は誰にも分かりません。コロナで世界がこんなに変化するとは、2年前に予測した人も企業も存在しません。だからこそ、ドラえもんのタイムマシンやデロリアンが本当にあったら嬉しいのですが。未来に社会がどのように変化するかは誰にも予測できないのですが、一部予測できるようなデータもあります。日本であれば、高齢化社会が進んでいるのは誰もが知っていることですし、労働人口も減少します。以前、ブログの記事でもご紹介しましたが、国も将来の動向について、多くの予算をつけて調査研究を進めています。それらの資料は簡単にネットで入手できる時代です。企業は生き残るために、将来を予測して、そこから逆算しながら、今やるべき施策を検討します。

 

データとどのように対峙するかで、分析は大きく変わる

未来を予測するのに手がかりになる情報は沢山入手できますが、肝心なのはそれをどう扱うか。どう扱うかとは、テクニカルなスキルのことではなく、それ以前の認知の有り様だと私は考えます。普通であれば、未来の環境変化を予測して、自社の事業がどのように生き残っていけるかを考えます。しかし、事業によっては使命が終わりつつある事業というものも存在します。私たちも身近でそんな経験は持っています。固定電話→携帯電話→スマホの変遷なんて典型ですよね。企業側は未来を洞察する時に、自社事業の存在意義を冷静に見る目が求められます。事業の存在意義がなくなったら、会社は潰れるかというとそんな単純な話ではありますん。自社のリソースを使って、また新たな事業を始めればいい話です。富士フイルムが生まれ変わりの成功事例の一つです。もちろん、富士フイルムのように生まれ変わるのは難易度の高い経営です。

 

非線型の未来を描けるかどうか?

大事なのは、未来を描くときに線型ではなく、非線型な未来を描けるかどうかです。どちらの方向で検討するかで、リソースの配分も施策も大きく変わっていきます。非線型の未来を描けるかどうかは、各社の経営者の「観」が問われているのだと私は考えます。