クマ坊の日記

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【マネジメント】制約を越える楽しさ

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管理職はいざ仕事をしようと思っても、予算がない、人がいない、時間が足りない状況に直面します。何が仕事を進める上でネックになるかは分かっているけど、いかんともし難いと感じる瞬間がほとんどです。ただそれでは、管理職分の給与分は働いているとは言えません。今日はマネジメントの制約を越える工夫について考えたいと思います。

部下とは部門の下にいるメンバーを指す

我が社は慢性的な人手不足です。裏を返せばそれだけお仕事頂けているという事なので、有難いことですが。ただ、仕事量に比べて人手が少ないのが実態です。そもそも、私自身が分野の異なる3領域をマネジメントしている自体異常なんですが💦 メンバーはもっと人手不足を感じているわけです。「クマ坊さん、〇〇したいけど人がいません。困りました。」というような、相談というか嘆きというか抗議をメンバーからも貰います。そんな時は、仕事の重要度において本部内の他の部門のメンバーの力を借ります。他部門からすれば、忙しい中、本部内とはいえ人手を貸し出すのは嫌がります。ただ、他部門のメンバーが是非手伝いたいと言ってくれれざ、直属の上司も反対する理由がありません。日頃から他部門の仕事にも協力しますし、何より他部門のメンバーの相談は多少管轄外の仕事でも支援するようにしているのが、信頼貯金として活用できます。そもそも、部下と言うと直属のメンバーのことしか思い浮かばないのが普通ですが、部下を部門の下にいる人と定義すると、使える人的リソースはかなり増えたりします。

 

他部門の予算を拝借する

予算が足りない場合もあります。期初に想定していた施策とは別の施策を追加で実施する場合などです。追加施策なので、最初は予算の追加申請を行います。ただ、やはり期の途中では変更できないケースが多いです。次に考えるのは、執行予定の予算をやりくりして、浮いた予算でなんとかするというものです。これもよくやる予算捻出方法です。それでも、予算が捻出できない時の索として、他部門の予算を使うと言う技を使います。勝手には勿論予算は使えません。ただ、予算執行の目的を考えると、他部門と一緒に組んで実施した方が、内容的にも効果の点でも理にかなっている場合があります。予算がない場合は、どこか一緒に組める部門がないかと考えるのも大切になります。

 

時間と展開を読む力

時間だけは有限です。ただ、ビジネスにおいては意思決定にどのように働きかけるかが、時間をコントロールする上で重要になります。その為には、仕事の展開を読む力が重要です。関係者で事前にネゴしなくてさいけない部門や人は誰か?作業を進める上でのデッドラインはどこにあるか?情報収集が欠かせません。