2022年のJリーグが開幕しました！横浜F・マリノスは苦手セレッソ大阪を迎えての開幕戦でした。結果は２対２の引き分け。前半押し込みながらも、セットプレーから失点。同点に追いつくチャンスも、マルコス・ジュニオールがまさかのPK失敗😰 嫌な雰囲気が漂いましたが、アンデルソン・ロペス、エウベルの２枚替えで流れを強引に引き戻し、仲川とアンデルソン・ロペスのゴールで逆転！惜しくも試合終了間際のCKから失点して引き分けで終わりましたが、それ以上に収穫の多い開幕戦のように見えました。
まず良かったのは左WFに入った仲川。右WFが主戦場なので左WFはどうなんだろうと思っていました。しかし、杞憂でした。裏に取る動きも良し、足元で受けても良し。優勝した時のトップフォームを取り戻しているように見えました。いや、左であれだけの動きができているのでアップデートですね。チームにとって両翼は重要な役割を担います。右は人材が豊富でしたが左WFは不透明でした。開幕から仲川が活躍した意味はとても大きいと思います。そしてこの日、鮮烈デビューを放ったのがアンデルソン・ロペス選手。存在感半端ない！札幌時代、広島時代も点をとっていますが、そこまで存在感を感じていませんでした。体でかいし、スピードあるし、足元あって、点取る雰囲気がすごい。コンスタントに出たら２０点以上は取れると思いました。中盤で良かったのは新しくNO6をつける渡辺。元々、攻撃の組み立て力は非凡なものを持っていましたが、守備でも今日は効いていました。今シーズンにかける意気込みが漲っていました。そして、左SBを担当した小池（龍）も安定していました。やはり日本国内で最高のSBだと改めて思いました。運動量多く、いて欲しいところにポジションをとり、チームのために汗をかける。スタメンで右WFに入った水沼も良かった。今年エウベル推しの私としては、なんで水沼？と思いましたが、相手の守備陣形を見ながら的確なクロスを供給していました。その他の選手も、押し並べて自分の力を発揮できていたように思います。
２失点しましたが、CKは身長差がありすぎて不が悪いです。ただその代わりに、地上戦では相手を圧倒できたわけですからしょうがない部分もあります。不満を一つ言うなら、同点ゴールが生まれる２つ前の畠中の軽率なパスでしょうか。怪我から復帰しての初戦なので、試合感がまだ鈍っているので仕方ない部分もありますが。もったいなかった。
まだ選手個々人のコンディションは整っていないし、チームとしての練度もまだ伸びる余地をたくさん感じました。それでもこれだけの試合ができるのは頼もしい限りです。長くチームを支えた選手が移籍したので不安もありましたが、新戦力もマスカット監督の采配も明るい期待しかありません。
