クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【マネジメント】部下の強みの見つけ方

f:id:kumabou2016:20211001110411p:image

部下育成は管理職の重要な仕事です。以前、育成のコツは本人の強みを伸ばすこととお伝えしました。強みが分かりやすい部下ばかりであれば楽ですが、実際はその逆の分かりづらい部下の方が多いかもしれません。今日は部下の強みの見つけ方を考えてみたいと思います。

アセスメントを使う

1番のお勧めは、個人の特性をみるアセスメントを使うことです。DiSC診断やMBTI、strength finderなどの診断は驚くほど特性を明らかにします。これからの時代は、このような診断ツールを使って、部下の特性を把握するのが当たり前の時代になります。私は人材育成に精通している職業をしていますが、いまだに人の特性を見極めるのは難しいと感じます。だから診断を使うことをお勧めします。そのほうが部下を理解する時間をショートカットし、育成に時間をかけれますしね。

 

雑談から探る

アセスメントのような飛び道具は使えないケースが多いでしょうから、もう少し実践的な方法をお伝えします。私がお勧めするのは雑談です。部下と雑談しながら、プライベートの話から強みを探ります。趣味とか、休日の過ごし方とか。また、雑談は本人だけでなく部下の同僚や元上司、他部門の人間とも話をします。自分には見えていない、部下の強みは他者からはよく見えることもあるからです。まあ、雑談するにはお互いの信頼関係が土台にあってこそですが。

 

観察する

部下の仕事ぶりを観察し、良い働きをした場面を振り返り、そこから強みを把握する方法を探るのも有効です。私は部下との同行やプロジェクトを一緒にやる時が観察のチャンスでした。

 

レポートから振り返る

私は月一回、部下との1on1の機会を作ります。その際、部下に用意してもらう資料があります。A4用紙1枚に1ヶ月の活動の振り返りを記入してもらいます。出来たこと、出来なかったことを振り返って頂き、その要因まで記入してもらいます。そんな材料を元に面談することで強みを把握していきます。

 

様々な方法を駆使して、部下の強みを把握することが育成を考える上で外せない点です。