私は、Jリーグの横浜F・マリノスのサポーターです。コロナ渦になってかは、クラブは様々なオンラインイベントに取り組んでいます。その一つに選手とファンをオンラインで繋ぎ、ファンが投げ銭を投入できるイベントがあります。今日はこの投げ銭のビジネスモデルについて考えてみたいと思います。
投げ銭モデル
これも昔からあるビジネスモデルです。大道芸やストリートミュージャンで見たことありますよね。特に金額が決まっているわけではなく、顧客は自分が感じた価値の金額を支払います。モノではなく、満足感が提供価値になります。例えば、私が体感した事例で言えば横浜F・マリノスの試合の実況をクラブのレジェンドである栗原勇蔵さんと鳩さんの解説で聴けるとか、オンラインで選手との交流イベントに参加できるとかです。横浜F・マリノスのファンでなければ何も価値を感じませんが、ファンにとっては代え難い経験なわけです。
投げ銭モデルの成立条件
- 場の提供
- ファンの存在
- 継続的に収益を得る仕組みづくり
まずは、場がないと始まりません。大道芸人もストリートミュージャンもパフォーマンスできる場が存在しないと成立しません。横浜F・マリノスのイベントはLINEという場があったから開催できました。次に顧客、もっと正確に言うとファンがある一定数必要です。何しろ定価をつけることが難しい提供価値に対して、喜んでお金を払う人がいなくては成立しません。最後に継続的に収益を得る仕組みづくりです。いくらファンでも同じような内容では飽きられてしまいます。キャスティングをどうするのか?頻度は?内容は?この辺りを企画する人材がいるかどうかも重要になります。投げ銭とは違いますが、YouTuberも大変なわけです。
質の高い、飽きられないサービスを継続的に提供し続けられるか、ファンが支払った金額を可視化して満足度を高める仕組みが作れるか、投げ銭以外に広告などの別の収益源を確保できるかなどが、このビジネスモデルの生命線になります。大変ではありますが、顧客の反応がダイレクトに返ってくるのは企画していても楽しいでしょうね。