クマ坊の日記

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【ビジネススキル】問題解決は「なんでまだ?」も考える

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今週は問題解決のテーマに関する記事をお伝えしています。前回までは、問題解決はテーマ設定が重要だ。テーマ設定するにあたっては、闇雲に問題を探すのではなく仮説を作ってテーマに当たりをつけて進めるのが良い。ただし、良い仮説を作るには経験が必要。すなわち問題解決は科学とアート、左脳と右脳をフル回転しなくては解決できないとお伝えしました。今日はそれに加えて知っておくと良い情報です。

 

 

構造化して真因を探す

問題解決の基本は、テーマを設定すると構造化です。テーマが決まったら、「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」を繰り返しながら、問題を小さく分けて考えます。これが構造化の第一歩です。構造化したら、問題の根本原因である真因を洗い出します。この真因を潰さないと、また同じような問題が発生してしまいます。ただ、ここまでのプロセスはちょっと思考力があればたどりつけます。ちょっとの粘り強さも必要ですね。

 

なんでまだを考える

しかし、上記だけでは問題は解決しません。テーマ設定もばっちり、問題も構造化され、真因も特定できている。真因に対する効果的な対策案を立てれば解決でしょう?と誰もが考えます。しかし、一筋縄ではいかないのかビジネスにおける問題解決です。おそらく、類似した問題は、過去に上司や先輩が検討したはすです。競合他社も考えたことは、1度や2度はあるはずです。しかし、まだその問題は解決されず、貴方が担当することになっています。きっと何かしらの不合理な理由が存在しているのかもしれません。だから真因を見つけただけで安心してはいけません。「なんでまだ解決できていないんだ?」と問いを発しましょう。大抵は真犯人が潜んでいるものです。