昨日は柏レイソルの日立台に乗り込んでの一戦でした。前半35分にマルコス・ジュニオール選手がレッドカードで退場。1人少ないなかでも攻め続け2対1で勝利しました！選手一人一人が運動量を高め、助け合い、クレバーに戦えたのが勝因でした。ベンチワークも素晴らしかった。1人少なくなってからは4-1-4-1で後半もスタートするかと思っていました。それをエウベル選手を下げてボランチの喜田選手を入れて4-3-2に。素人考えだと、エウベル選手と前田選手のスピードとスタミナを活かして後輩のいける所まで引っ張るのかなと考えていました。守備面でも1人少ないので中盤が4枚の方が安心ですし。
しかし、選択したのは中盤を３枚。前節に2枚。まさに攻めの姿勢の選択でした。選手の力を信じ、ベンチの期待に応えた選択も凄かった。そもそもスタメンやベンチメンバーもはまっていました。左SBには好調だった和田選手ではなく、エリートリーグで好調だった高野選手を。またベンチにはCFのレオ・セアラ選手ではなく、これまでベンチ入りもなかったCBの實藤選手を入れてきました。結果的にはこの選択も功を奏しました。畠中選手が怪我で下がっても實藤選手を仕えたわけですし。その事によって運動量の多い岩田選手と喜田選手を中盤で起用できました。1人少ない戦いにおいて2人の運動量は貴重でした。そして、ティーラトン選手の投入の時期も良かった。左足のキックから先制点の起点になったわけですから。柏レイソルの調子が今ひとつだったのを割り引いても、素晴らしい戦いでした。
しかし、今日の勝ちは非常に大きいです。今までベンチに入っていなかった選手も含めて勝てたこと。8月はとんでもない連戦が続くので選手層が重要になるからです。また、攻めの姿勢を崩さな勝ったこと。BOSSがいなくなって最大の不安は求心力。今までの哲学を貫いた積極采配によって、現在の監督、コーチに対する選手とサポーターからの信頼度は増しました。新監督がまだ決まらないなか、これは大きいです。さあ、これで五連勝です。次も勝って中断期間に入りたいですね。
