クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【リーダーシップ】リーダーの言葉

f:id:kumabou2016:20210114174154p:image

コロナ対応で総理大臣の菅さんの支持率が急落しています。実際の仕事ぶりは知りませんが、確かに映像で観る対応ぶりを見ていると不安になります。人間、切羽詰まるとその人の能力や物事に対する姿勢が露呈してしまうものです。今日はリーダーの言葉について考えてみたいと思います。

 

news.yahoo.co.jp

 

困難な時ほど明るさを

コロナは人類が直面している未知の危機です。総理大臣のように一国の範囲ではありませんが、世の中の企業経営者、職場の管理職も日々対応に困っていると思います。私自身も部門の長として、日々葛藤しながら判断を下しています。私がこの危機にあたって意識していることは、表面上はゆったり構えるように振る舞うこと。メンバーの前では眉間に皺を寄せて悩む姿は見せません。弱音は日々吐いていますが、笑いながらというか、深刻さは出さないようにしています。マイナスの印象とか雰囲気って伝染するように思います。明るくても暗くてもやるべき仕事は変わらないですから、明るい雰囲気を保っていた方が成功する確率は高まるように思います。

 

まずは共感しよう

コロナ対応の為、メンバーには通常とは違う仕事の進め方をお願いしているケースがほとんどです。しょうがないとは言え、ストレスは溜まります。だから、部下から相談がある時はかなり時間を割いて話すを聴くようにしています。私自身、コロナ前から話は聴くほうですが、さらに時間を割いています。時にはもっと要領よく話して欲しいと思う時がありますが。まずは、「私はあなたの大変さを理解していますよ」と言うメッセージが部下に伝わることを意識しています。みんな大変な中、頑張っているわけですから。

 

意思決定は即断即決

メンバーからの相談で、私に意思決定を求めている場合もあります。その時は、基本即断即決です。よほど変な提案でなければ、現場の提案を重視するようにしています。判断の際に意識しているのは、ANDが増えないようにする事。良い提案でもANDが増えると現場が回らなくなるからです。止めたり、減らしたりしないと新しい事は進みませんし、実行できなけれざやらないのと変わりありません。寧ろやる事だけ増えるので、状況は悪化します。

 

指示は明確に断定的に

このような異常事態時なので、私からの指示は明確に、断定的に言い切るようにしています。メンバーからすれば、その方が動きやすいからです。私自身も役員からは曖昧な指示を受けることが多いのですが困惑しますから。まあ、流石に免疫がついているので、勝手に解釈して進めていきますが。普通は戸惑いますよね。

 

自分を俯瞰する

自分自身がメンバーにどのように映っているか、自分の指示や言動がメンバーにどのような影響を与えているかに意識を払います。まるでバルコニーの上から職場を観察するように。在宅勤務やオンラインだと難しいですが、だからこそ余計に意識を集中します。オンライン打ち合わせの前後の雑談の時間を作ったり、出社した時は、用事がないメンバーにも話しかけたり。一回一回の会話量は少なくとも、情報量が溜まると結構気づくこともあるんですよね。その際、大事なのは毎日やること。継続する事で情報を比較検討することができるからです。もう一つ大事なのは、ずっとバルコニーの上からだけで観察しないこと。バルコニーから降りて問題の当事者とも対話すること。バルコニーに登ったり降りたりを繰り返す事で、自分自身と職場を立体的に掴むことができます。メンバーは私以上に私の一挙手一投足を注視しているのですから。

 

www.kumabou.com