クマ坊の日記

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【子育て】フリースクールの説明会に行ってみた

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娘は小学二年生の冬に不登校になって、もうすぐ一年になります。毎日の生活は安定し、今や学校に行かないことが当たり前の日常になりました。自分でもちょっと感覚がおかしくなっているようにも感じます。安定しているのは良いことですが、余裕が出て来た今こそ情報収集しておかなければなりません。という事で今回はフリースクールの説明会に行ってきました。

 

経験者の語りに勇気づけられる

説明会の冒頭、責任者から説明会の趣旨が説明されました。不登校の子供を持つ親から、一番相談されるのは我が子の将来についてだそうです。社会に出て働けるのだろうか?社会に適合できるのだろうか?そこで、論より証拠ということでフリースクールの卒業生4人による座談会を拝聴しました。皆さん20代前半でしたが、普通の同年代よりしっかりしているように見えました。自分自身を客観視できていて、他者への感謝や配慮も出来ているように見えました。そして何より元気というか、生命力というかが強いようにも思いました。適応の幅は狭いのでしょうが、人間関係も仕事も嵌る充実しそうです。。そうやって自分が生きやすい環境を自ら選択、構築することで豊かな人生が送れる人達のように私の目には写りました。一方、学習習慣が身についてないせいで、進学には苦労されたようでした。実際に不登校経験者から直接、話を伺ったのは初めてだったので、とても勇気づけられました。

 

多くの選択肢に改めて気づく

説明会には多くのフリースクールが参加してらいました。ネットでは調べられなかった情報に触れることができたのは収穫でした。昔と違って多くの支援の選択肢があるのだなと感じました。

一方、あくまで個性を尊重する、学校教育の延長なので、もっとビジネスと関係するような教育メニューを提供できる機会があるといいなとも思いました。起業の仕方を学べる授業とか学校とか。まだ、娘がこれからどんな職業につくかなんて分かりませんが、どこかの組織に所属して働くよりかは、起業して自分の好きなこと、気の合う仲間と働くことを選択するようにも思います。その時に役立つような知識やスキルを中学生以上のある時期に履修できたら良いのではないかと思いました。幸い私はコンサルタントという仕事を通して、それらの経験や教えるスキルがあるわけですから。娘に、いつか魚ではなく魚の釣り方について教える機会を作ろう強く思いました。