クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

【ビジネススキル】リモートワークは仕事の生産性を露わにする

f:id:kumabou2016:20200327214642p:image

コロナウィルスの猛威は益々勢いを増してますね。コロナウィルスと言うより、人間や社会がより激しく反応していると言ったほうが正確でしょうか。仕事はキャンセルが増える一方で、4月の新入社員研修は何とか開催したいとご相談も数多く頂きます。私も全く知見はないんですが😭そんな理由で、オンライン研修の試作を急ピッチで進めたり、リモートワークしているメンバーとオンラインで会議することが増えました。今日はリモートワークを通じて感じた雑感を書いてみたいと思います。

 

 

アウトプットで働く人

コンサルタントは元々、リモートワークが標準です。顧客企業に伺いコンサルを行ったり、研修を提供したり。カフェや在宅で作業を行なったり。それが普通の日常です。そこで求められるのは、アウトプットのみです。凄く時間をかけて仕事したけど、アウトプットがヘボければ何の価値も生み出しません。逆にアウトプットを出すために必要であれば長時間働くこともあります。だから、彼らをマネジメントするのに時間管理と言う考えはありません。時間に関して言えば残業し過ぎないことぐらいです。その代わり求めるアウトプットの要件を伝える事、評価してフィードバックすることが大切になります。

 

時間で働く人

コロナウィルスの影響で、在宅勤務の経験が少ないメンバーもリモートワークするようになりました。するとまた違った反応があって興味深かったです。例えば普段はメールの反応が遅いメンバーが、何故、もの凄い速さ反応する💦 あまりの反応の違いに驚きました。ただ、メンバーからすれば、在宅でもちゃんとPCで仕事してますよをアピールしますよね。それに定型業務の仕事になればなるほど、時間で働く考え方になるのは当然でもありますよね。しかし、近い将来のことを考えると、定型で時間で働く仕事はどんどんロボットに置き換えられるんと改めて感じました。

 

オンライン会議は個人の力が炙り出される

リモートワーク中は、オンラインで会議も行います。当然、一人一人の顔が画面に映ります。通常の会議よりも視線や注目が集中します。どんな内容を、どんな表現で伝えるのか。どのようにオンライン上で会議を回していくのか。通常の会議であれば、誤魔化せて目立たなったことが現になる気がします。発言しない人も目立ちますよね。。。

リモートワークを行うことで、生産性の高い仕事をしているのか、していないのかが明らかになるなと改めて感じています。日本企業のホワイトカラーの生産性は元々低いですし、働いていても、この仕事必要だろうか?この人いったい何の仕事しているのだろう?という場面に出くわしますしね。リモートワーク恐るべし。