少し前に六本木にある21_21DESIGN SIGHT美術館に行ってきました。開催していたのは、「めったに見られないデザイナー達の原画」です。今日はその時のお話です。
日本デザインコミュニティ
今回の展示会に参加したデザイナーは26名。全員が日本デザインコミュニティの現メンバーです。日本デザインコミュニティとは1953年に設立されました。設立の背景は、世界的なデザインの祭典「ミラノトリエンナーレ」の参加だったそうです。当時は、まだデザインがそれ程注目されていなかったように思います。そんな時代にグッドデザインの普及を掲げた設立メンバーの志は素晴らしいですよね。カッコ良すぎる!
デザイナーそれぞれ
当たり前ですが、デザイナーそれぞれデザインの発想方法は異なります。展示されているメモやデザイン画、愛用の道具、そして創作風景の映像を見ながら思いを馳せます。写真OKだったので撮影たくさんしてきました。その一部を掲載します。お楽しみください。
松永真さん
Blendyをはじめとして、生活に短なデザインを作っている巨匠です。いやー凄すぎる。
深澤直人さん
HIROSHIM Chairの初期デザイン画です。鳥肌立ちました。デザインが生まれる瞬間って素敵ですね。
面出薫さん
灯の魔術師です。シンガポールの植物園「ガーデンズ・ハイ・ザ・ベイ」の照明を考えていたときのデザイン画です。
隈研吾さん
新国立をはじめとして、現在最もホットな建築家ですね。写真は新高輪ゲートウェイ駅のデザインです。
佐藤卓さん
NHK、ニッカウイスキーピュアモルトやロッテキシリトールガムで有名です。
内藤廣さん
海の博物館や高知駅、虎屋京都店の建築家です。
コロナウィルスのため現在は休館ですが、再開したら是非行ってみてください。デザインに興味がある方はかなり楽しめると思います。