クマ坊の日記

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【Book】外資系コンサルは なぜ、あえて「手書きノート」を使うのか?

今日は書籍のご紹介です。外資系コンサルはなぜ、あえて「手書きノート」を使うのか?です。著者の太田あやさんが、10人のコンサルタントにノートの使い方をインタビューしています。この本がいいのは、実際のノートの写真がある点です。文章を読みながら、書かれたノートを見ると、このコンサルタントがどのような思考でメモを記載したかをイメージできます。それに単純にどんな風に描いているかを覗き見したいでしょう。私は駆け出しの頃に、よく先輩コンサルタントのノートを見せてもらいました。同じお客様の話を聞いても、メモの取り方が全く違うことが印象に残っています。

 

この本を読んで感じたのは、メモの取り方は人それぞれである。着眼点や思考の流れ、認識のしやすさ。共通項はあるのですが、その表出の仕方はそれぞれ違うということです。だから、この本を読んでもメモのコツが掴めるというわけではありません。でも自分のメモの取り方と比べて、読み進めることで”気づき”は得れるかもしれません。本を読んで「そうそう」と共感したのが、いきなりPowerPointで企画書はつくらない。私はメモを見ながら、コピー用紙の裏紙もしくはノートに企画のコンテンツ目次を書きます。その上で、企画のポイントとなるコンセプトを手書きで図にできてから、資料作成に取りかかります。 コピー用紙の裏紙を使うのは、何度も書き直すからです。裏紙だとダメだったらすぐ捨てられますから。手書きだの方がアイデアが出やすい感じが私もします。制約がないから自由な発想ができるからだと私は考えます。メモの書き方で悩んでいる人におすすめの1冊です。

 

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