クマ坊の日記

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【マネジメント】イレギュラーな意思決定時ほど、管理職の能力が問われる

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月曜日は台風の関東直撃大変でしたね。台風が来ると予定していた研修やコンサルティングがキャンセルやリスケになるので、私の仕事もてんやわんやでした💦 ということで管理職の意思決定について考えてみたいと思います。

 

 

 

重箱の隅をつつく

マネジメントの本質は乱暴に言えば「機会損失をなくすこと」です。経営資源である金、モノ、ヒト、時間、情報をいかに無駄なく効率よく使い倒して成果をあげることが期待されます。だから、マネジメントの役割を担う管理職が重箱の隅をつつくように口うるさくなるのは仕方ない側面もあります。しかし、この話には大前提があります。ビジネスモデルが強固で、決められたことを遂行すれざ儲かるという大前提です。イケイケドンドンでビジネスがまわっている時はこのスタイルが効果的でした。

 

しかし、そんなビジネスは限られていますし、ビジネスサイクルが短い現在においては、すぐに通用しなくなります。だから、同じPDCAを回すとしても、その中身はだいぶ変容しています。

 

任せて観る

正解が分からない現代においては、現場の最前線で働くメンバーの創意工夫を引き出すことが求められます。何故なら、顧客はいつもワガママであり、その顧客に一番近いメンバーの方が顧客を理解し、対策も出やすいからです。ただ一つ気をつけなければいけないのは、メンバーのアイデアは個別化しやすい点です。そこで管理職が必要になります。個別化する現象を、抽象化して、他のメンバーでも使えるような智の変換の役割が期待されます。「要はお客様が求めているのは、こういうことじゃない?だから、こんな風にやったら他でも上手くいかないだろうか」さらに進化させて、どんなメンバーでも、その施策が実践できるような仕組みや文化を作れる管理職であれば、どんな業種でも年収1000万は貰えるように思います。そんな管理職に必要なのは、部下に「任せて観る」です。任せた後に、しっかり観て、次の施策を連続的に打てることが重要です。

 

意思決定ができるのは管理職だけ

「任せて観る」ともう一つ大切な事は「決める」ことです。メンバーはアイデアや提案は出来ますが、最後に意思決定できるのは管理職のみです。決めないと何もアクションは発動しません。アクションが発動されなければ、意思決定して良かったのか、悪かったのかも判断できません。だから、「決める」こともマネジメントにおいて非常に重要です。意思決定のセンスが最も問われるのはイレギュラーな問題に出くわした時です。イレギュラーであるからこそ、メンバーでは判断がつかず、管理職に意思決定を求めているわけですから。イレギュラーの意思決定の際に問われるのは、単に頭が良いだけではありません。リスクをどれだけ取れるかという胆力でもあります。有事にこそ、人の本性は現れ、部下はその様子を冷静に見ていますから。