クマ坊の日記

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【Book】組織開発入門

 

組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす

組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす

 

 

今日は本の紹介です。書名は「組織開発の探求 理論に学び、実践に活かす」です。立教大学の中原教授と南山大学の中村教授の共著です。中原先生は人材開発の分野では超有名人でフォロワーもたくさんいらっしゃいます。中村先生は組織開発の日本での第一人者になります。

 

一般の人には「組織開発?」自体が聞き慣れない単語だと思います。人材開発の世界では最もホットなキーワードになっています。皆さんの職場を見渡しても、雇用形態、年齢、国籍、男女、価値観・・・など多様化が進んでいます。そのため、組織のメンバーを同じ方向に向かわせて成果をあげることが難しい時代になっています。そこで、注目されてきたのが組織開発というキーワードです。個人に投資してスキルアップしても、所属する組織自体も変えていかないと駄目なんじゃない?という発想です。

組織開発というキーワード時代は昔から存在しました。日本企業においても70年代、80年代には一世風靡しました。私が新人の頃にも組織開発に携わっていたコンサルタントが何人もいました。同時は組織開発という単語では呼ばれていませんでしたが💦 様々な理由で日本でも世界でも廃れていきました。しかし、2000年代に入ってから海外で新たな組織開発の手法が注目され、その波が日本に現在来ているという状況です。

「組織開発」には明確な定まった手法はありません。なんでもありです。本の中では、組織開発は「ふろしき」のようなものだと書かれています。この掴みどころがないところが、人事担当者が戸惑うところでもあり、逆に組織開発の期待感を高めている原因なような気もしています。

さて、前置きが長くなりました。この本は「組織開発」の思想がどんな歴史から生まれて来たのか。最新の事例、中原先生と中村先生が考える組織開発の未来と課題が描かれています。組織開発の初心者から専門家まで幅広く楽しめる内容だと思います。