【公式】ゴール動画:三好 康児(横浜FM)34分 ガンバ大阪vs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第1節 2019/2/23
先週のJリーグ開幕戦で、横浜F・マリノスはガンバ大阪に3対2で勝利しました。おめでとう!クマ坊も今週は気分がルンルンでした。その試合で大活躍したのが、今季から川崎フロンターレからレンタル移籍してきた三好選手です。サッカー好きでない人も、横浜F・マリノスに関心がない人も、三好選手の名前は是非覚えておくといいですよ。東京オリンピックの主役になるだろうし、近い将来海外にも移籍して活躍する選手になると思います。
隣町の上手い奴
三好選手は隣町のライバルクラブである川崎フロターレのユース育ちです。トップに上がった時から、三好という凄く上手い選手がいるというのは私も認識していました。でも、いくらユースで凄く上手いレベル程度だと考えていました。川崎でもなかなか試合に出れていませんでしたから。昨年、札幌にレンタル移籍したときも「移籍したんだー」ぐらの認識でした。横浜戦では試合に出ていませんでしたし。。。
何が凄いのか
開幕のスタメンを取りそうだと聞いても懐疑的でした。昨年のレギュラーであった大津選手の方が、試合では有効性が高いのではと考えていました。大津選手の身体能力を活かしたゴリゴリ守備は効果的でしたから。でも、開幕戦で三好選手を見て驚きました。その特徴は蹴る、止めるという基礎技術が高いことです。ボールを受けるのも出すのも上手いんですよね。小さいエリアで反転してボールを前へ運ぶプレーにその凄さが凝縮されています。私は日本代表の香川選手と似ているなというのが第一印象でした。その上、左足でパスも出せるし、シュートも狙える。運動量が多いのも意外でした。よくまあ、川崎はこんないい選手をレンタルとはいえ外に出したなと思いました。もっとも、川崎は前年の王者で、中盤には家長、中村、大島とタレント揃いなので三好選手がコンスタントに出場するのは難しかったのでしょうが。三好選手は東京オリンピックの出場を狙っています。そのため、本人的にもコンスタントに出場できるチームへの移籍を望んでいたのだと思います。
三好選手の課題
年間を通して、コンスタントにパフォーマンスを発揮できるかどうかだけです。昨年、すでに札幌で一年間試合にでた経験は大きいです。しかし、プロの世界はやはり厳しくて、1年間コンスタントに結果を出すのは難しいものです。チームの調子や対戦チームとの兼ね合いもありますから。でも、三好選手は横浜F・マリノスで活躍して、東京オリンピックでも活躍して、そのまま海外へ飛び出していくような気がします。それぐらいの逸材だと思います。