クマ坊の日記

人材育成とビジネスとサッカーが中心のブログです

苦手な人との距離感の取り方

今日は仕事のコミュニケーションのお話です。仕事が一人で完結することがどんなにストレスフリーなんだろうと思ったりしてしまいます。でも、仕事をする以上、仕事のサイズが大きくなればなるほど多くの人の協力が不可欠になります。相性がいい人ばかりだといいんですが、そんな幸運はありませんよね。今日は苦手な人とのコミュニケーションの距離感について考えてみたいと思います。

 

目次

 

どんな人が私は苦手なのか

私が苦手なのは、下記のような人たちです。

  1. 自己顕示意欲が強い人
  2. 支配欲が強い人
  3. 嘘をつく人

以前、DiSC理論をお伝えしましたが、上記の特徴をもつ人はDiSC理論でいうとDタイプが多いです。ドラえもんのキャラクターでいうとジャイアンです。ジャイアンだったらまだかわいいものですけど。自分もDiSC理論ではDiタイプです。だから同じようなタイプでダークサイドに落ちた人とは全く合わないことが多いです。同じDタイプでもまともな人であれば、一時的に対立することはあっても最終的には強い信頼関係を結べる経験が多いのでDタイプの悪い側面がでている人がダメなんでしょうね。

 

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苦手な人と仕事することになったら

私が苦手なダークサイドのDタイプはお客さまと出会うことがあります。優秀なんだけど強引、仕事で成果をあげるので出世するのですが、その人の出世街道には多くの部下の屍が転がっているという人です。余談ですがこのような人は破壊的リーダーシップを発揮する人と言われてます。そんな人たちの研究をしている学者もいます💦

さて、私がそういう破壊的リーダーシップを持つ人と仕事する際は、敢えて自分から距離を詰めることを意識します。自分で自分にドライブかけて懐に飛び込むようにしています。大抵、そういう破壊的リーダーシップを発揮している人は社内でも怖がられています。我々のような社外の人間も当然気を遣いますし、多くの人はならべくその人とは関わらないようにしています。破壊的リーダーシップを発揮している人も周囲のそのような反応に慣れています。だから逆に自分から距離を詰めてくると人物には興味とともに警戒もします。「こいつはいったい何なんだ?」

私が敢えて距離を詰めるのは、このようなタイプの人は1度背を見せると、コミュニケーショントラブルが起きた時に収拾がつかなくなることがほとんどだからです。また距離をとって失敗するぐらいなら、自分から距離を詰めて失敗した方がいいという判断です。

 

必要以上に萎縮しない

地位が高い人でも、年が離れている人でも、癖がすごくても、同じ人だということを忘れてはいけません。もちろんリスペクトは必要ですが、必要以上のリスペクトや畏怖は人物を歪曲して捉えることになります。

 

異なる視点と短いフレーズで存在感を示す

距離感を詰めるとは具体的には相手の話をまずはよく話を聞くことです。相手の発言に対して、おかしいな?と感じることがあってもまずは同意を示します。良いと思った意見に関しては褒めます。「それは素晴らしい考えですね」とか。この褒めるという行為は大切です。社内で高い地位にあり周囲から恐れられている人って、社内じゃ褒められないでしょ。私のような若造だとしても社外の専門家から自分の仕事が褒められるのは嬉しいものです。ただし、話を聞いて褒めているだけではダメです。相手に「おっ!こいつやるな!」という認識を持ってもらえない限り、懐に飛び込むことができないからです。私は短いフレーズで、相手の想像になかった視点で問題点を指摘することを意識します。だからこういう人と話をする時は、脳みそフル回転です。熟達化とはすごいものでこんな経験を20年もしていると言葉がとっさに出てくるものです。

 

一度懐に入ってしまえば

破壊的なリーダーシップを発揮する人は、協力な援軍となってくれます。また商売上からするとその人自身が大きな参入障壁にもなってくれます。意外に強面の人の方が繊細でコミュニケーション下手だけという人も多いですしね。仕事上、苦手な人と仕事しなくてはいけない時は、敢えて懐に飛び込むことにチャレンジしてもいいと思います。予想しない出会いが仕事を大きくすることがありますから。まあ最初は躊躇しますけどね💦