以前、ダイニングテーブルに巡りあった記事を書きました。しかし、未だに探しているものがあります。それがダイニングチェアです。本日は今、検討しているダイニングチェアのお話です。
目次
椅子はお尻で座る?背中で座る?
ダイニングチェアを探し始めてから、多くの家具屋を歩いて周りました。沢山の店員さんとも話をしました。聞けば聞くほどダイニングチェアの奥深さに興味がわきました。ベテランの店員でも、見ただけではダイニングチェアの良し悪しは分からないそうです。値段が高ければ良いダイニングチェアというわけではないそうです。座る人の体格もありますし。微妙なバランスで成り立っているのがダイニングチェアです。座り心地で選ぶのがいいのですが、座り心地には3種類あるそうです。①お尻で座る椅子 ②背中で座る椅子 ③お尻と背中の両方で座る椅子。店員さんに言われるまでは気づきませんでした。でも、確かに座り心地のいい椅子は①から③のどれかに該当しました。
私たちがダイニングチェアに求めるもの
座り心地がいい
デザインがシンプルだけど、かっこいい
素材は木
軽い
ダイニングテーブルとのバランス
素敵だなと思ったダイニングチェア
マルニ木工 HIROSHIMA
maruni/マルニ木工 MARUNI COLLECTION/マルニコレクション HIROSHIMA/ヒロシマ アームチェア(板座) ビーチ(ブナ/ナチュラル)
- 出版社/メーカー: maruni
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ただただ美しい椅子です。 マルニ木工は日本を代表する椅子メーカーです。この椅子のデザインは深澤直人さん。深澤さんのデザインとマルニ木工の職人さんの技術の結晶ですね。座り心地も最高です。1脚10万以上するので、ちょっと手が届きませんが。
宮崎椅子製作所 NO42
北欧の家具デザイナー、カイ・クリスチャンセンさんのデザイン。名品です。しばらく作られていなかったのですが、カイ・クリスチャンセンさんが宮崎椅子製作所の技術に惚れ込み、復刻されました。この椅子の特徴は2点。座面が通常より高いんですね。さすがに北欧の外国人仕様です。でも椅子の足を短くすることで調節はできます。あんまり短くしてしまうと、せっかくのデザインが台無しですが。そしてもう1点、この椅子が秀逸なのは椅子の背がわずかに可動するのです。この可動がしっかり食事する姿勢と、ゆったりくつろいで座るという2つのシーンで活躍します。デザインもシンプルで素敵ですね。1脚7万円前後。今、私が一番欲しい椅子です。
宮崎椅子製作所 pepeアームチェア
この椅子のデザインは村澤一晃さん。この人も素敵な椅子をたくさん作っています。日本を代表するデザイナーの一人です。この椅子は技術的に非常に高いものがあります。一言で申しますと、四角と丸が融合したデザインです。ちょうど肘をかけるのに抜群のバランスなんですよね。1脚6万円前後。こたらもいいお値段します。