前回の記事でビジネスパーソンにコーチングを薦めたばかりなのに、次の記事でコーチングのデメリットを書くのもなんなんですが、コーチングの留意点にも述べておきたいと思います。
①コーチングする人のスキルが重要
コーチングスキルは個人差があります。コーチングの資格がありますが、資格の有無は関係ありません。共感能力が高く、質問が上手い人のコーチングがお勧めです。
②コーチングを受ける側の力量も試される
コーチングの基本は、答えは本人が持っているというスタンスです。本人の中に引き出しがないと、迷子におちいります。
③コーチングの質がチェックできない
前述した①②と関連しますが、コーチングは1対1で実施します。そのため、2人の間でどんなコーチングが行なわれているかわかりません。そのため、コーチングの質を高めていくのが難しいです。
④密室性
コーチングはリラックスして出来るよう、個室で実施されます。ある意味、職場と切り離された空間で実施します。そのため、コーチングで決めたことと、仕事が乖離してしまうこともあります。コーチングはコーチング、仕事は仕事。その結果、コーチングで決めたことが実践出来ないなんてこともあります。
コーチングも万能ではないということを理解しつつ、勉強してみるといいと思います。