テレビ東京のドラマ「釣りバカ日誌」にはまっています。20代の頃は、全く興味がなかった。むしろ馬鹿にしていました。「昭和の時代のお気楽サラリーマンの話だろう」とか、「仕事しなくて遊んでばっかりでだな」とかロクに見もせずに判断していました。コンサルティングファームは若い時に、もの凄い仕事量をこなします。仕事をせねば人に非ずぐらいの感覚でした。目の前の仕事に100%以上に取り組む。若い時に、そうやってハードワークしたことが今の自分を形成しているし、あの時ハードワークしといて良かったと思います。
一方、40歳も過ぎ管理職の立場になると、釣りバカ日誌の主人公の浜ちゃんの偉大さ、釣りバカ日誌の世界観の大切さを感じます。組織の中に、浜ちゃんのような潤滑油的な人材がいるとどんなに雰囲気が良くなることか。浜ちゃんは仕事しないけど職場でコミュニケーションを数多くとります。一見無駄に見えるコミュニケーションが多いのがいいですね。それも立派な組織貢献のあり方だと思います。もし、浜ちゃんが暗い釣りバカだったら上司としては途方に暮れますが。