クマ坊の日記

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「陸王」と「実際のビジネス」と「想い」の大切さ


[新ドラマ] 原作·池井戸潤!! 主役·役所広司!! 日曜劇場『陸王』10月スタート【TBS】

最近、池井戸潤さんの「銀翼のイカロス」を読みました。また、ドラマで半沢直樹の新シリーズをドラマで見たいとボヤいていたら、池井戸潤さんの「陸王」が始まりましたね。実は始まるのを知りませんでした。そのため、日曜日の放送は見逃しました。😢 流石我が妻!ちゃんと録画しといてくれました。ありがとう。

 

目次

 

 

陸王のあらすじ

埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」が舞台。創業から100年の歴史をもつ老舗です。近年は業績が低迷し資金繰りに悩んでいる。そんなある日、四代目社長の宮沢紘一はこれまでの足袋製造技術を生かし、「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いつき、社内にプロジェクトチームを立ち上げる。会社の存続をかけて異業種に参入した「こはぜ屋」だったが、資金難、人材不足、大手スポーツメーカーからの嫌がらせ、思わぬトラブルに巻き込まれる。しかし、多くの人の協力を得ながらランニングシューズの開発を進めるお話 

 

想いの大切さ

ビジネスで1番大切なことは、想いだと私は考えます。知識やスキルはアドバイスできますが、想いばかりは外からは何もできませんから。

 

論理的な思考の限界

企業は、事業戦略やマーケティング戦略を立ててビジネスを行います。戦略を検討する際はロジカルに思考します。そして確率の高そうな戦略を選択し、経営資源を投入していきます。しかし、ここで一つ悩ましいことが起こります。頭のいい人が論理的に思考すると、答えは似てきます。同じ業界の商品をイメージしてみてください。割と似たような商品がでてきませんか?市場調査のデータや、トレンドを分析しロジカルに思考すると同じような結論に達してしまいます。

 

スピード競争

ロジカルに思考して戦略が似通う場合、企業間の競争はどこで差がつくでしょうか?それはスピード。同じような商品やサービスだすなら早く手をつけたほうが優位なポジションを獲得できます。そして企業間の血みどろの競争が続いていきます。

 

そんなバカな!が大きく化ける

一方、大きく差別化して成功するビジネスは「そんなバカな!」というものが成功します。陸王も、老舗の足袋屋がランニングシューズを作る話ですよね。

論理的に考えたら、第1話で憎たらしい銀行の課長さんが言うことも間違いではないんです。論理的に考えたら異業種への参入はリスクだらけですから。もっともこの課長さんは自分のことしか考えていないので、論理以前の話ですけど。

 

損得と想いの融合

こはぜ屋も、最初から尊い想いや使命感があったわけではありません。足袋の将来性に不安を感じ、生き残りをかけてランニングシューズの開発に取り組みます。でも、足袋屋がランニングシューズを作るって、やっぱり普通に考えたら「そんなバカな!」な手なんです。これからのドラマでも描かれるでしょうが、想像を絶する難しさです。普通だったら心が折れるでしょう。

 

そんな心を支えるのが「想い」や「志」です。このドラマで言えば、「競技者が足を痛めないで走れるようなシューズが必要だ!」ですね。「〇〇のために、問題を解決したい!そのことが社会の役にも立つ」みたいな想いや志がギリギリの精神を繋ぎ止めるような気がします。

 

そんな「想い」や「志」が、人と人とを偶然に、いや必然に結びつけイノベーションを起こすのではないでしゅうか。そんな営みが紡がれることで社会は少しずつ発展していくのだと思います。