クマ坊の日記

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職場のコミュニケーションに役立つDiSC理論

職場のコミュニケーションが良くないとストレスが溜まりますよね。今日、解説するのは知っておくと職場のコミュニケーションに役立つDiSC理論です。英語が入っていますが、小難しい理論ではないので安心してください。

 

目次 

 

DiSC理論とは

 1920年代にウィリアム・M・マーストン博士により提唱され、1960年代に行動科学者ジョン・ガイヤー博士により自己分析ツールとして開発さるました。動機欲求に基づき、人の行動を4つのタイプに区分したものです。簡単に分析できるため、コミュニケーションに係る研修ではよく使用されます。 全世界84ヶ国、4500万人以上に使われています。

 

4つのタイプとは

Dタイプ。Dは英語のDominanceの頭文字です。Dominanceとは「主導」を表します。ドラえもんのキャラクターで言うとジャイアンをイメージしてください。

 

iタイプ。iは英語のinfluenceの頭文字です。influenceとは「感化」を表します。ドラえもんのキャラクターで言うと、スネ夫をイメージしてください。

 

 Sタイプ。 Sは英語の Stedinessの頭文字です。 Steddinessとは「安定」を表します。ドラえもんのキャラクターで言うと、しずかちゃんをイメージしてください。

 

Cタイプ。Cは英語のConscientiousunessの頭文字です。Conscientiousunessとは「慎重」を表します。ドラえもんのキャラクターで言うと出木杉くんをイメージしてください。

 

以下、各タイプの特徴をもう少し詳しく説明していきます。

 

Dタイプの特徴

Dタイプはジャイアンです。特徴としては、人からコントロールされることを嫌います。自分で仕切りたがります。意思決定が早く、思ったことは誰であろうと躊躇なく発言します。行動力があります。勝ち負けとか、目標を達成するとか、挑戦するなんてキーワードが大好きです。細かいことや、人の感情には無頓着です。Dタイプの上司は、頼もしい反面、暴走もしやすいです。Dタイプの部下は成果にコミットメントするので成果は出しやすいです。勝手に成長してくれるので、ストレッチさせた目標や新しい仕事を任せるのがいいです。職場の人間関係には無頓着なので、チームワークを乱す時は指導しましょう。成果を出しているからと言って、放任しすぎると天狗になってしまいます。

 

 iタイプの特徴

iタイプはスネ夫です。社交的でお話するのが大好きです。感情表現豊かで周囲を明るくします。職場のムードメーカーですね。承認要求が強いので、褒められたい、受け入れられたい気持ちが強いです。緻密さに欠け、仕事の成果にも関心がありません。人に対する厳しさも欠けます。iタイプの上司は、いい人が多いです。パワハラとかは起こしません。しかし、仕事の成果にはコミットメントしないので部下から見ると頼りなく見えることもあります。率直なフィードバックもしてくれないので、人の育成は下手な人が多いです。iタイプの部下がいると、職場は和みます。自分に甘いので指導する際は、目的や目標を意識させることが大切です。そして、何より褒める。褒めて、褒めて、褒めまくる。期待に応えようと、成長していきます。

 

Sタイプの特徴

 Sタイプはしずかちゃんです。安定した状況を好みます。変化を嫌うので新しいやり方を試しすことには億劫です。人間関係にも安定を求め、人間関係を大切にします。聞き上手だし、困っている人を応援してくれます。しずかちゃんも、「のび太さん、頑張って!」とよく言っていますね。忍耐強く、安定した環境で仕事をすると力を発揮します。 Sタイプの上司は、仕事の手順を守るとか、マニュアル通りにするとかに重きを置きます。部下からすると、上司の判断基準がわかりやすいので対応はしやすいです。一方、変化への対応は苦手なので、優秀な部下を潰してしまう可能性もあります。 Sタイプの部下は、上司からすると扱いやすいです。指示したことは、理不尽な内容でも粘り強く対応してくれます。しかし、指示待ち族にもなりやすいのです。上司が緩やかに仕事の要求水準を上げていかないと、みんな真面目に仕事はしているけど成果が上がらないなんて事態に陥る危険性があります。一見、扱いやすいように見えますが、Sタイプの部下が多い職場のマネジメントは実は難易度が高いです。

 

Cタイプの特徴

Cタイプは出木杉くんです。勉強家です。人がどう感じるかより、データや資料などの事実を大切にします。物事を論理的、分析的に捉えます。納得するまで考えます。その反面、自分が納得するまで動きません。また、他人からの批判には防御的な言動を取ります。Cタイプが上司だと頭はキレます。変な意思決定はしないでしょう。指示も合理的なので部下も納得して動けると思います。その反面、意思決定のためのデータや資料を部下に求めるので大変です。部下の残業は増えるばかりではないでしょうか💦しかも、部下の気持ちには無頓着なので、残業が増えると部下の不満も高まります。Cタイプの部下は、上司からすると一見扱いにくいです。指示の根拠や理由を丁寧に説明しないと動きませんから。でも、納得すれば動きますし仕事のアウトプット品質も高いです。Cタイプの部下を上手く使えると、職場の成果はあがります。その一方で、説得できないと評論家になりさがります。口は達者だが全く成果を出さない状況に陥ります。また、状況を分析して振る舞うので面従腹背になることもあります。上司からすると、諸刃の剣のような部下です。

 

誰もが4つのタイプを全員内包している

人間は複雑な生き物です。上記のどれか一つのタイプだけしか当てはまらない人はいません。誰もがDiSCの4つのタイプを内包しています。しかし、利き手と同じで、出やすい行動パターンがあると認識してください。

 

自分がどのタイプが強いか理解し、引き出しを増やす

まずは自分がDiSC理論でどのタイプが強いかを理解することが大切です。ちなみに私は、Dとiが強いタイプです。だから、Dとiのタイプの人とは、相性がいいです。しかし、世の中には SやCの人もいます。そこで大切なのは、自分の行動の引き出しを増やすことです。自分が論理的でないと感じたら勉強することです。ロジカルシンキングのスキルを習得することで Cの人とも円滑なコミュニケーションを取りやすくなります。 変化を嫌がる人がいると理解できれば、親身にその人の不安を聞いてあげることを意識するととです。傾聴スキルをトレーニングすれば Sの人とも円滑なコミュニケーションを取りやすくなります。

 

ビジネスパーソンとして成果を上げるためには色々なタイプの人との協力が不可欠です。相手のことを理解して、少し自分を変えるだけで仕事はやりやすくなります。何より人間関係で悩むことも少なくなります。DiSC理論を少し意識してみてはいかがでしょうか。